初めての運動会。子供も親もドキドキ・・・!その1

秋の長雨と台風の影響で天候が悪い中、子供にも親にも初めての運動会がありました。
会場は変更になり、保育園の目の前にある中学校の体育館をお借りしての開催となりました。

先月の納涼祭の後、子供たちは運動会に向けて色々と練習してきたそうです。
といっても、まだ2歳児。
正直なところ、普段の様子を運動会っぽくしているだけです。(先生からもわざわざ練習したりしないとのお話がありました)
でも、それこそ『日頃の練習の成果』を十分発揮できると信じています!
親バカ全開!

最近の運動会といえば、早朝から場所取りに奮闘している状況をテレビでよく見かけていますが、うちの保育園には場所取りはなく、クラスごとにほぼ決まっています。
プログラムと一緒に、事前通知が来ます。
その配置は、子供席と保護者席の場所が正反対の位置になるようにされています。
これは、競技中に子供が親のところに行ってしまったりしないためで、親子競技が終わるまでは離れた状態になります。

それはそれでいいのですが、遠すぎて写真やビデオで撮りにくい!
我が家はビデオカメラがありますが、中には荷物を減らしたいとスマホで撮っていて、うまくいかないママさんもいました。

雨でも服装は半袖・短パン・裸足!
さすがに寒いのではと思いましたが、会場は既に準備と先生・役員のヤル気で温かく感じました。(笑)
寒いと愚痴っているのは、毛布を掛けて座っている保護者の一部くらいなものです。
台風を吹き飛ばしてやるぜ!的な雰囲気。

子供にとってはここまで大勢が集まるイベントは初めてで、会場に着いたときは尻込みしていました。
ママから離れたがらず、先生が迎えに来てくれたのですが、一度目は拒否。
朝からいつもと違う事が分かっていたようで、朝ご飯も少な目。

誰だって初めてのことにはドキドキ!
ママもパパもドキドキしっぱなし。

気分転換を兼ねて大好きなリンゴジュースでパワーアップ!
二度目はすんなり先生の元へ行きました。

・・・なんて思ってたら、いつの間にか戻ってきていましたが。(苦笑)

うちの子だけでなく、他の同級生も結構同じような状態だったようです。
それが2歳児ですね。

会場変更の準備で少し遅れましたが、園長先生の合図で運動会スタート!
子供たちがクラスごとにリズム体操を披露していきます。

4・5歳児にもなると、先生が誘導しなくても自分の出番が分かっていますね。
『うちの子もあと数年後にはこんな風になってくれるのだろうか・・・?』なんて、ママ友さんまで同じ事を言っていて笑ってしまいました。

うちの子は、結局リズムはほとんどやらず。
普段もまだあまりヤル気にならないとは聞いていましたが、その通りでしたね。
パパも苦笑い。

かけっこは自宅でもやっていたので、そこに期待です!

保育園で子供がケガ!迅速な対応に満足。

梅雨明けが発表され、本格的な夏到来です!
今年の梅雨は雨量が少なかった気がして、これから暑くなると水不足が心配です。

何年か前にあった水不足の年は、対策として噴水やプールが中止になったこともありました。

子供たちにとっては災難以外の何物でもないですね。(笑)

保育園でも、ただ今プールの時期真っ只中!
先日新しいプールが完成し、上級生が主に使用しています。

うちの子(2歳児以下)は組み立て式プール、極浅い水位で水遊びをしています。
(写真は同モデルのものです)
みんなワイワイとにぎやかにやっているそうですが、うちの子は水飛沫が苦手。
大勢での水遊びがキライで、同級生が入っていると入りたがらず、園庭で遊んでいることが多いそうです。

それが原因の、ケガを伴う事故が発生しました。

その日もとても暑く、子供たちは水遊びを楽しんでいました。
前述の通り、水飛沫が苦手なうちの子はプールには入らず、一人でプールから出てプール周りをウロウロ。
最初のうちは砂場や足洗い場で遊んでいたのですが、同級生たちがプールから上がり、空いてきたのを見計らって再びプールに入ろうとしました。

キチンと階段を使えばいいのですが、そこは2歳児、まだそんな考えはありません。
一刻も早く入ろうと、プールの縁に足を掛けて、そこから入ろうとしたのです。

モチロン、出来るはずがありません。
ツルッと滑って縁から手が離れ、地面に転落。

・・・そこが地面だったら良かったのですが、運悪く足洗い場の脇。
縁石の角に後頭部をぶつけてしまったのです。

子供は大泣き、後頭部には擦り傷と出血、打ち身による腫れも見られました。
常駐の看護師がすぐに確認、幸い裂傷ではなかったので大事には至らず、止血と冷却の処置をしたそうです。
(処置の際髪を少し切って薬を塗布したので、傷の周りだけ薄くなっています)

といっても、ママが迎えに行く20分前の出来事でまだ止血が完全ではなく・・・。
後頭部から血が出た状態で、ニコニコして『ママ!』と抱っこを求めてきた時には、さすがに驚きました。
(写真は翌日の朝のもので、出血は止まっています。)

ま、どうせうちの子が勝手にやったんだろう?くらいにしか思っていなかったので、至って冷静でいられましたが。
むしろ、他のママさんたちのほうがショックだったようです。

ママ的には、お友達を巻き込んでいなくて良かったです。

保育園側からは謝罪をいただきましたが、迅速な対応にむしろ感謝しました。
丁寧な状況説明もしてくださり、包み隠さず話していただけたので、その夜は急変がないか様子観察することが出来ました。

本人は何があったのか全く気にする様子もなく。
てか、分かっていないでしょうね。(笑)

本来なら、もっと大騒ぎになる状況なのかもしれません。
『ケガさせた!』と、中には訴訟や賠償につながる事案もあるでしょう。

でも、私も旦那も保育園の対応に満足しています。

ママが見ていたって同じことが起こり得るわけで、その時に同じ対処が出来るか?と考えたら、保育園だったからこそ早い処置が出来たのだと思います。
私だけだったら、あたふたしているだけで何も出来なかったでしょう。

少子化の影響からか、モンスターペアレントが増えている傾向があります。
特に事故や傷害に絡んだ案件で多くみられるようです。

子供の身を案じるのは親として当然ですが、必要以上になりふり構わず主張するのはどうか?

明らかに相手の過失でまともな対応をしてもらえなかったのならそれなりの行動に出てもいいでしょうが、その真意が分からないうちから騒ぎ立てるのはいかがなものか。
まずは状況把握、対応・処置の実施、それらを確認してからでも遅くはないでしょう。

子供の体調の変化はなく、今日も元気に登園しました。
傷も既にかさぶたが出来ていて、水で滲みたりしていないようです。

ケガを伴う出来事でしたが、これで少しは『危ない!』と懲りてくれればいいのですが・・・。(無理でしょうね)

色々なことを経験して、成長していってもらいたいと思います。

『お玉』が教えてくれた、子供の社会性。

長かった子供の下痢もようやく落ち着いて、元気に登園するようになりました。

おかげで、ママもようやく安定して出勤できます。

ママの出勤途中に保育園がある位置関係なので、登園はママが担当。
降園もほぼママですが、時にはパパに行ってもらっています。

登降園共に抱っこでの状況でしたが、最近少し変わってきました。
朝は駐車場から自分で歩き、帰りは遊びに夢中で帰りたがらないように。

朝はいいですが、帰りはなかなか帰れず、30分以上かかってしまいます。
保育園が楽しくなってきたのでしょう。
嬉しい変化です。

その変化には、ある言葉がキーワードになっています。
それは・・・

『おたま』

『?』と思われるでしょう。
実はコレ、調理器具のお玉のことです。
お味噌汁やカレーなどをよそう時に使う、何の変哲もない、あのお玉です。

先生情報で、最近どこへ行くにもお玉を持っていることが多いらしいです。
教室でも、園庭でも。
特に園庭では、お皿も持ってアチコチの砂をかき集め回っているみたいです。

うちの子だけでなく、他の子もシャベルよりもお玉が使いやすいらしく、大人気だそうです。(笑)

そのため奪い合うこともあり、先日は登園時に上級生とつかみ合いのケンカをしてしまったほど。

ケンカまでして・・・と心配な所もありますが、先生は続けて言ってくださいました。

でも、それはとてもいい事。
自分はこれがしたい、これが欲しいと子供が主張できるほど成長した証。
ケンカをするのも、これから社会のルールを覚える大事な過程。

【自分の主張が出来て、初めて社会性が出来る】

これには考えさせられました。
大人になるには主張が出来て、目標や夢が出来て、それに向かおうとすることが必要になります。
その時、必ず立ちはだかる壁のようなものがあり、それを越えなければなりません。

その壁を越えるには、自分の主張だけではタダのワガママになってしまいます。
そこで自分だけでなく相手の事を考え、行動しなければならないと分かります。

この場面では、相手に攻撃するのではなく、了解を得る必要があります。

ママはとっさに、『貸してって聞いて?』と言いました。
うちの子はまだ言えませんでしたが、無理に奪おうとするのではなく、手を出して待っていました。
相手の子は、それを見てお玉を貸してくれました。

『ありがとう』も言えませんでしたが、先生が代弁するとニコニコしてくれました。

先生からは、これで充分と言われました。
言葉はやがてついてくるので、今は保育者が代弁して、それを見て段々覚えていくそうです。

『人のフリ見て、自分を正せ』とは、まさにこの事をいうのでしょうか。

最近は自宅にも子供専用お玉(100均で購入)を用意、時々ママが『貸して』と言うと笑いながら差し出してくれるようになりました。
強引に貸してくれることもありますが。(笑)
『ありがとう』と言ってもらえる喜びが分かってきたようです。

子供の社会性が芽生えた証拠です。

朝の抱っこも、『お玉は?』と言うとママの手を振り払って園庭に行くほど。
帰りもお玉を持って離しませんが、ある程度遊ぶと自分でお片付けをして、納得してママの元へ。

自分の主張と共に、ガマンやルールが分かる時期になったのだと思います。