(その3からのつづき)
出来上がったカーテンを、テント本体に取り付けていきます。
ここで布用接着剤の出番!
最近話題の『裁ほう上手』でもいいのですが、耐久性は100均でも問題ありませんので、ご安心を。
まず、テントが広げられる十分なスペースを確保してください。
天気が良ければ外でもいいですが、ドライヤーを使う場合はテントの近くにコンセントがある場所がいいですね。
テントを広げたら、カーテンの上部からつけていきましょう。
まち針or安全ピンを使って、カーテンとテントを仮止めします。
(写真は横部分ですが、やり方は同じです)
採寸の際に付けたしるし(中心)とファスナーの中心を合わせてください。
テントが外側、カーテンが内側になるようにして、中心から端に向かって仮止めしていきます。
重なる部分は1~2㎝くらい。(多すぎると、カーテンが足りなくなります)
余ったカーテンは、内側に入れておくだけでOK。
仮止めを1つ外して接着剤をつけ、再び仮止めして固まるまで外さないでください。
ちなみに、接着剤が完全に固まるまで24時間かかります。
『こんな大きいもの、広げたまま置いとけないよ!』とお思いでしょ?(笑)
ここで、ドライヤーの出番!
接着剤の説明書き曰く『アイロンでさらに強力・速乾接着』との事。
ですが、テントとカーテンの素材ですと、アイロンの温度は熱すぎて布が溶けてしまいます。
そこで、ドライヤーで試したところ、意外にもしっかり固まってくれました!
ドライヤーを使う際の注意点
- 仮止めしたまま、ドライヤーをギリギリまで近づけて温風を当てる
- 当てている時間は1か所につき10秒まで
- 何回当ててもいいが、一旦冷えてから当てる
完全に冷えたら仮止めをはずして、接着剤が固まっていることを確認してください。
これなら、24時間待たなくても接着できます。
強度バツグンですが、念の為24時間以内は無理に引っ張ったりしないほうがいいでしょう。
次に取り付けるのは下部分。
中心を合わせて仮止め・接着するのは同じですが、布を合わせる向きに注意!
テントの端に合わせるのではなく、テントの縫い目とカーテンのファスナー端を合わせてください。
接着面がテントの内側にくると思います。(風を受けても壊れにくくするため)
最後に、テント横を接着します。
余るカーテンを内側に折り込みながら、仮止めしていきます。
このとき、タッセルも一緒につけます。
位置は自由ですが、両側がほぼ同じ高さになるようにつけます。
タッセルにホックを付けたときは、外側が短くなるようにすると、内から外へまとめる時にまとめやすくなりますよ。
(その2で説明を後回しにしたところです)
ホック無しの場合は、結びやすいように同じ長さがいいでしょう。
接着剤の付け方は、一緒です。
接着剤が完全に乾いたら、タッセル部分を手縫いで補強します。
ホックなら省いてもいいですが、タッセルを結ぶ場合は取れないように縫っておいたほうがいいでしょう。
我が家は、念の為縫っておきました。
波縫いでも大丈夫だと思いますが、テントの色によっては縫い目が目立たないまつり縫いを。
これでポップアップテントの改造が完成です!
早速使ってみました!
(その5へつづく)