段ボールdeカラーボックス!その4(最終)。大人用デスクも作りました。

(その3のつづき)

前回は、段ボールのカラーボックスに天板を置いた、収納を兼ねたデスクが完成しました。

今回、これを大人用にも応用しちゃいますよ!

大人用も使う材料・作り方は子供用と同じですので、省略させていただきます。
(材料はその1に掲載していますので、ご覧ください)

応用した結果が、コチラ。

これが、私が使っているデスクの写真になります。

外観にこだわらず、あくまで機能を重視して作りました。

最近ハンドメイドに凝っていてミシンを使うようになり、パソコンと並行して置いています。
右の事務用引き出しは、ニトリで購入したもの。
椅子はホームセンターで購入した収納箱で、中に段ボールで補強して座布団を載せただけ。
(背もたれがジャマだったので)

あまり高く積むと崩れる恐れがあるので、3段をガムテープで固定してあります。

天板の高さは私に合わせてあるので、パパには低いかもしれません。
逆に、低く作れば座卓にもなるってこと。

この作品、色んな応用が利くところが最大のメリットなんです。

その他のメリットはコチラ。

  • 引っ越しや撤去の際、カンタンにバラして運び出せる
  • 廃棄がカンタン
  • 高さ・大きさ・デザインが自由に組み替えできる
  • 費用が安く抑えられる

ただし、デメリットにも注意!

  • 耐久性が低く、使い方によっては壊れることもある
  • 防火性・防水性・防虫性が無い
  • 高く積み過ぎると、崩れる恐れあり

本格的な家具ではないので、長く使うのは難しいでしょう。
特に、キッチンや押し入れでの使用はオススメ出来ません。
高さも、3段までが理想ですね。

普通に使っていてもへこんだり汚れてきたりしますので、スペアの段ボールを確保したほうがいいです。
我が家でも、常時2つ分の予備を用意していますよ。(加工前の状態で、畳んでクローゼット内に入っています)

この『段ボールでカラーボックス(デスク兼用)』、こんな方にオススメ。

  • 気に入った家具が見つからなくて、一時的に置きたい
  • 子供が汚したり傷つけたりしても気にならないものを使いたい
  • 子供好みのデスクをカンタンに作って使わせたい
  • 作業する時だけ、板を載せて使いたい

あくまで一時的な使用に留めていただければ、十分使えます。

私のケチ心から生まれたアイデアですが、皆さんのお役に立てていただけたら幸いです。

※ご注意
今回の作品をご自分で作り、使用した際のケガや事故の補償はできません。
安全面には十分お気をつけて、ご使用いただくようお願いいたします。

段ボールdeカラーボックス!その3。デスクのスペースも兼ねて。

(その2のつづき)

段ボールでカラーボックス風収納棚が出来上がりました。
(以後、カラーボックスと表記します)

カラーガムテで子供好みのカラーに。

子供の片付けも上手になって、『片付けなさい』と言う機会も減って・・・くれないところがまだ子供ですね。(苦笑)

この収納スペースに、デスクスペースを作りたいと思います。

最近の息子は、折り紙とお絵描きに興味津々。
年中さんになってから雨の日の保育で多くやっているようで、子供がやりたがるようになりました。

ただ、食事テーブルで遊ぶと毎度の片付けが大変。

以前作った段ボールと牛乳パックテーブルは、子供があまり使ってくれなかったので撤去してしまいました。
今は、パパ部屋のテレビ台になっています。(笑)

そこで今回は、スペースをムダにしない、カラーボックスと一体化したデスクを作ることにしました。
今回は段ボールではなく、ホームセンターで売っている木の板が天板です。

段ボールのように安くはありませんが、3000円ほどで購入できるものでOK。
子供のデスクは一時的なものなので、高級なものはいりませんよ。

木の板以外の材料はコチラ。

  • すべり止めシート(100均でOK)
  • 段ボールの板(余っているものでOK)
  • コーナーガード(100均にあるが、タオルや段ボールでも代用可)
  • テープ類(コーナーガードをつける際に使用)
  • テーブルクロス(なくてもOK)

まず、デスクを設置する場所を決めます。
安全面を考慮して、壁際に付けるように置いてください。

決めた場所に段ボールカラーボックスを2~3段積んだものを2つ用意。
水平にしたいので、2つとも天板までの高さが同じになるようにしてください。
この上に板が載りますよ。

カラーボックスの下前方に、畳んだ段ボールを挟みます。
デスクは、使う時に天板の前側に体重を掛けて使うことが多いので、デスクが傾くことも。
それを防ぐ役目ですね。

次に、2つのカラーボックスを、50㎝ほど空けて置きましょう。
そのスキマが、子供の椅子を置くところになります。

スキマのサイズは自由ですが、空けすぎないのがポイント。

空けすぎるとこんな不具合が。

  • カラーボックスが板や荷物の重みに耐えきれなくなり、壊れることがあるため
  • 他の収納スペースが狭くなり、片付けきれない

サイズが大きくなると板の購入金額も上がるので、ご注意ください。

板のサイズの決め方はコチラ。

  1. 厚さ・・・20~30mm
  2. 幅・・・奥行と同じ。大きくても+5㎝までにとどめる
  3. 長さ・・・カラーボックスの横幅×2+椅子スペース


長さに関しては、180㎝まで売っていますので、切ることもできます。
自分で切ってもいいですし、ホームセンターで切ってもらうことも可能ですよ。(加工代が別途かかります)

ちなみに、ホームセンターでは元々色んなサイズで売られています。
切る必要のないサイズを買えば、加工代はかかりません。

板は大きいので、配送してもらえるかor貸出トラック(要運転免許)があるかをチェックしてから購入してくださいね。
電車やバスでは運べませんよ。(笑)

購入した板をカラーボックスの上に載せるのですが、板とカラーボックスの間にすべり止めシートを挟んでおきます。
固定金具が使えないので、なるべく接地面すべてに置いてください。

板のサイズによっては、前方に天板が出っ張ることがあります。
はみ出すとキケンなので、その場合は後方へ出っ張るように設置しましょう。

カラーボックスと天板の角を、コーナーガードで覆います。
子供がぶつかってケガをしないようにしましょう。

ホームセンターで購入する時に、角を丸く(R加工)してもらうのもいいですね。(加工代が別途かかります)

これにテーブルクロスをかけます。
我が家は準備しなかったので、購入当時のビニールを貼りっぱなしで使用。

切れたり汚れた時に張り替える予定です。

これで、子供のデスクスペース完成!

小学生でも、組み合わせを変えればランドセル・勉強道具も収納できますよ。

デスク右のマガジンラックも、同じく段ボールを加工して作っています。

また、デスクの椅子ですが、コチラは出かけ先でやっていたイベントで制作しました。
(森林や間伐材を利用するイベントだったと思います)
なので、作り方を紹介できません。
ゴメンナサイ。

この椅子を作ったとき、これを生かしたデスクを作ろうと思い、今回のアイデアを思いつきました。

今回購入した板ですが、将来的には使用しなくなってしまう時期が来るでしょう。
その時には本棚などに作り替えられるよう、あえて何の加工もしないで使っています。

金具や両面テープで固定しないで使っているのは、そのためですよ。

せっかく買ったものですし、ムダにしないで使いたいですね。

そして今回のアイデア、意外に使えると思ったので、大人用デスクにも応用しちゃいました!

(その4へつづく)

段ボールdeカラーボックス!その2。カラーガムテで楽しい収納に。

(その1のつづき)

前回は、段ボール箱でカラーボックス風収納棚を作りました。

今回は、これに引き出しをつけますよ。
(モチロン、引き出し無しで使っても問題ありません)

まずは、引き出しに使う段ボール箱を用意してください。

その1でも紹介しましたが、引き出しに使う段ボールはカラーボックスの内径より小さいものを使います。
が、そうそういいサイズの物が手に入らないんですよね。

そこで、サイズを自分で調整しちゃいましょう!

段ボールのサイズ調整の仕方はコチラ。

  1. 段ボールの対角線にあたる2か所を切って、段ボールを解体する
  2. 内径より1㎝小さくなるように切る
  3. 布ガムテでつなぐ

このあとの写真でも確認してくださいね!


覚えておくと、引っ越しや宅配便、こわれやすいものの保管にも使えますよ。

ちなみに、youtubeでもいろんなやり方が紹介されていますので、参考にしてください。

高さは、あえて低いサイズに。
半分~2/3くらいが使い勝手いいですね。

理由はコチラ。

  • 入れすぎると重くなって、子供が自力で引き出せなくなってしまう
  • 中身が見えないので、中身の確認が出来ないと片付けがスムーズに出来ない
  • 片付け忘れたおもちゃをポンッと入れたり出来る
  • 耐久性の都合上取っ手をつけていないので、子供が引き出しやすくするため

引き出しがいっぱいになってしまう前に、おもちゃの断捨離をする事をオススメします。

さて、サイズ調整が出来たら、色ガムテープでカラーリングしましょう。

1色だけで使うのもいいですが、せっかくなので子供が気に入ってくれるようにしたいですね。

我が家は、息子が大好きな新幹線&地元の電車カラーにしました。

のぞみ、ドクターイエロー、かがやき、はやぶさ(ちょうどいいカラーがなくて、養生テープで代用しています)、
JR両毛線の旧カラー、急行りょうもう号がモチーフ。

布ガムテを割いて、太さも変えてみました。

この引き出しにはトミカ・プラレールを収納しています。
文字が読めなかった頃の対策でしたが、子供は理解していましたね。

1色の引き出しには、ラベリングをしておきました。
100均のカードケースを使えば、中身が変わってもカンタンに書き換えられますよ。

ラベリングの文字は、お子さんの年齢に合わせて理解できる文字・絵を描いておきます。
写真はひらがなで書いてありますが、 製作当初は絵でした。(当時の物が残っていなくてゴメンナサイ)

我が家は男の子なのでこんなカンジですが、女の子にも応用できます。
真っ白にして、シールを貼るのもいいと思いますよ。

お子さん好みのカラーになった引き出しをカラーボックスに入れれば、おもちゃボックスの完成です!

(その3へつづく)