段ボールdeカラーボックス!その1。おもちゃ収納を作ろう!

今までたくさんの手作りおもちゃを製作してきましたが、今回はそれらの収納をしたいと思います。

子供のおもちゃって、ドンドン増えていきませんか?
我が家も同じく。

手作りおもちゃ以外にも、景品やおまけの付録・子供へのプレゼントなどで増えていくんですよね。
しかも、無限大に。

これを放置していたら、どんなに部屋数・広さがあっても片付けきれない!(泣)

我が家は準備よりも片付けに重点を置いた育児を心がけています。
親が片付けてしまうのはカンタンですが、それでは子供の教育にならないというスタンス。

あくまで子供が自主的に、楽しく片付けられるようにしたい。

そこで、お得意(?)の段ボールを使った収納を作っていきますよ!

我が家には毎月ウォーターサーバーの水が届くので、その箱を大量にストックしています。
この箱がかなり丈夫で、今までも段ボールハウスキッチンに使用してきました。

この箱をカラーボックス風にして、さらに引き出しをつけます。

用意する段ボールの条件はコチラ。

  • カラーボックス用・・・丈夫な段ボールを使う、なるべく同じもので統一
  • 引き出し…カラーボックスの内径より小さいものを使う(なければ切って使うので、多少大きくてもよい)

段ボール以外の材料はコチラ。

  • ガムテープ(布)
  • カラーのガムテープ(色々なカラーがあるほうがオススメ)
  • メッセージカード
  • カードケース
  • 両面テープ

カラーのガムテープは、100均でOK。
最近は色んなカラーがあり、巻きメーターは少なめですがちょうどいいですよ。

使用する道具はコチラ。

  • メジャー
  • カッター(大きいもの)
  • カッターが使える定規(なくてもいい)
  • カッティングボード(材料以外の段ボールでも代用可)
  • 太字のペン

カラーボックス風段ボールは設置するところによって、箱の向きを変えます。
奥行きがある向きを『縦』、幅広の向きを『横』としますね。

縦は、天地どちらかをガムテープで貼るだけ。

横は、天地両方をガムテープで留め、側面の1か所に切り込みを入れて開口部を作ります。
(切り込みは、写真を参考にしてください)

縦も横も、余った部分を内側に折り込んで補強材代わりに。
内側にガムテープで貼り付けると安定しますよ。

これを何段か重ねていけば、カラーボックス風に!

これを置く位置によって、縦or横が決まります。

置く向きの決め方はコチラ。

  • 子供が出し入れできるサイズ・高さにする
  • ムダな空間をつくらない
  • 遊ぶスペースをジャマしない

我が家には作り付けカウンターがありますので、この下にカラーボックスを設置します。

高さが決まっていますので、この空間をムダにしたくない。
また、遊ぶスペースをジャマしたくないので、横向きにしました。

6個設置したところがコチラ。

カラーボックスそのもの。

このままだと段ボール感があるので、100均の壁紙シールを貼るといいかも。
(今回はコスト軽減のため、このままにしてあります)

作った当初は子供もまだ小さく、2段で使用。
身長が大きくなったので、3段に増やしました。

ちなみに、縦向きと横向きを上手く組み合わせると、こんなカンジに。

どうでしょうか?

キッチンは以前作ったもの。(現在は3代目)
テーブルは、今回増築しました。(こちらも、後日公開します)

次回は、引き出し部分の作り方を説明しますので、お楽しみに!

(その2へつづく)

義祖母退院!その1。愚痴るくらいならデイケアに行け!

(義祖母入院!その3のつづき)

何の準備もしないで、退院してしまった義祖母。
退院自体は、とても喜ばしいことです。

が、介護士資格持ちの私からみれば、手放しで喜べません。

退院後の、これからの生活が肝心なのです。

退院してきた義祖母は、極端に外出を控えるようになりました。
ま、散歩中に転んで骨折してしまったのだから、その心境は察します。

でも、これではリハビリしてきた意味がありません。

食事は、義父が何とかやっているようです。
出来合いのものだったり、近所のおすそ分けだったり。
それでも食べられるのですから、文句を言わなければ困ることはないでしょう。

しかし、寝起きだけの生活になりますので、せっかく鍛えた筋肉は衰える一方です。

リハビリ病棟はトイレ・食堂への移動距離が長く、生活そのものがリハビリになるよう設計されています。
知らず知らずのうちに筋肉が鍛えられ、退院に向かっていけるのです。

また、お風呂も安全が確保された状態で、着替えや整髪も手伝ってもらえます。
必ず医師・看護師やPT・ST、介護士等の目があり、必要なケアを受けているのです。

退院後にはそれらすべてが受けられなくなります。
当たり前ですよね?

そのため、通所リハ・デイサービス・介護用品レンタルなどの在宅介護に必要なものが受けられるようにする。
これが、『介護保険制度』なわけです。

なんで、こんな説明をしているかというと、分かっていない人がいるから。(笑)

そう、義実家です。

ここからは、義祖母の愚痴を紹介します。

  • 食事は義父が用意したものなので、野菜類が極端に少ない。栄養バランスが悪い
  • 食事の味が濃く、高血圧の義祖母には健康上問題あり
  • トイレは、粗相しても片付けてもらえない
  • お風呂の時背中に手が届かなくなり、背中を洗えない
  • 浴槽が深くて入れないのでシャワーのみ。カラスの行水みたいで、入った気がしない
  • お茶碗やお皿を片付けてもらえない
  • ゴミ捨てもできない
  • 散歩もしていない
  • 近所の人が来なかったら、だれもいない

等々・・・。

苦笑いしかできませんでした。

私がかつて懸念したことが、すべてやってきましたね。

ここからは、私が「心の中で」答えたことです。(笑)

病院食は、患者さんのことを考えたカンペキな食事です。
栄養バランスはモチロン、高血圧や糖尿、あらゆる病気に対応してくれています。
高血圧の症状が落ち着いていたのは、病院食のおかげですよ。

義父は野菜嫌いですから、義祖母だけに薄味の野菜料理なんてしません。

子供のオムツ交換すらしたことのない義父に、粗相の始末なんて出来ませんよ。
義祖母の孫である旦那も、息子の粗相に慌ててますし。(パパあるあるですね)

『背中流そうか?』なんて、義父に気の利いたことはできません。
いままでもされた事ないでしょ?
浴槽への介助は、慣れない人がやると双方ケガをします。無理です。

誰もいないのだから、お皿やゴミが勝手に片付くわけない。(笑)

散歩は、危険なのでやめましょう。
義父が付き添ってくれればいいですが、やらないですね。
犬の散歩すらサボっていましたから。

2人暮らしですから、義父が仕事なら日中は一人きりです。
(義弟は県外に転職したので、住民票はあるもののほとんどいません)

ハッキリ言います。
これは、義実家の因果応報、自業自得です。
誰のせいでもありません。

正直スルーしたいところ。
でも、私もそこまで悪人ではないですよ。

救いの手はあります。
それが、介護保険。
そのために、介護認定を受けて、『介護度3』をいただいているのです。

デイケアやデイサービスに行けば、義祖母の愚痴はほぼ解決できます。
リハビリやお風呂、散歩や美味しい食事、お友達とのお話など。

社交的な義祖母のこと、あっという間に馴染んでしまうでしょう。

家のことなら、ヘルパーさんにお願いすればいいのです。
食事や片付けくらいなら、週2で各1時間くらい来てもらえば事足ります。

これらの費用も1割負担で利用できるのですから、便利なものです。
利用しない意味が分かりません。

ちなみに、私にこれをやれというなら、10割の費用が発生します。(怒)

デイケアやヘルパーさんにお願いして、快適な生活をするか。
このままの状態で、愚痴をこぼす生活をするか。

さあ、どっちがいいですか?

(その2へつづく)

義祖母入院!その3。介護認定が無駄に。

(その2のつづき)

リハビリ病棟へ移動した義祖母。
車イスを自分でこぎ、別部屋のお友達のところへ遊びに行くほど、病院生活に馴染んできました。
もともと社交的な義祖母、どこへ行ってもすぐお友達を作って楽しんでいるようです。

あんなに帰りたがっていたのにね。(笑)

実際にリハビリをしているところを見たわけではありませんが、ベッド周りを歩く姿を見る限り、自宅での生活は可能な状態と判断しました。
認知症もありませんし。

入院から3ヶ月。
主治医からの話でも、そろそろ退院してもいいとの事。

また、心配していた介護認定は、『介護度3』となりました。
施設入所も可能ですが、順番待ちで、緊急性が無い限り2年ほど待つことになるでしょう。

となると、在宅での生活を整える必要があります。

私的には、義祖母が動く範囲に手すりや段差解消のグッズを設置したほうがいいのではと思っていました。

トイレには、元々手すりがついています。
が、それ以外は何もありません。

私が懸念する義実家の危険個所は、以下の4つ。

  1. 廊下や玄関には手すりがなく、壁に手をついて歩いている
  2. 玄関の段差は低いが、義祖母の可動域を見るとそろそろ危険な高さ
  3. お風呂の手すりはあるものの、浴槽が深くて義祖母ひとりでは入れない
  4. 玄関外に4段ほどの階段があるが、手すりは無し

介助者がいれば問題ないでしょうが、義祖母が一人で過ごすことも多いので、少々不安が残ります。

だからといって、私たちが四六時中見守ることは不可能。

となれば、介護保険を利用してちょっとしたリフォームをしよう!

介護保険は、在宅介護のためのリフォームにも使えます。
2年に一度だけですが、自己負担1割なので利用しない手はないですね。
手すりや段差解消くらいなら、5万円ほど。(義実家の場合。玄関外は無し。私独自の試算ですのでご注意ください)

病院側も、退院準備のために義実家を訪問、家の中の状況を確認しにきてくれました。
義祖母も一緒に連れて来て、手すりの高さ・義祖母の足の可動域と段差の関係を調べていったそうです。

リフォームが終了すれば、しばらくは安心して生活できるでしょう。

『専門家が来て確認してくれるなら、私がとやかく言う必要はない』と、安心していました。

ところが、確認して数日後、「義祖母が退院した」と義父から連絡が入ったのです。
昨日退院してきた、と事後報告。

えっ?リフォームしてからの退院じゃなかったの?

ここからは旦那からのまた聞きですが、なんと『リフォームの必要無し』と判断され、すぐ退院になったと。
しかも、デイケアの契約もしてこなかったというのです。

慌てて義父に、リフォームの必要性を訴えました。
今からでもいいから、今後また転倒しないように予防策を講じたほうがいい、と。

しかし、病院から『必要ない』と言われてしまったため、私の話は聞き入れてもらえませんでした。
デイケアも、義祖母曰く『先生から話が出なかった』と、行く気がないようです。

信じられませんでした。

主治医や病院から言われれば聞くのに、資格持ちで経験者の私の意見はないがしろ。

一般的には知られていませんが、病院の言う事だけを鵜呑みにするのは、とても危険なのです。

病院は医療費じゃないとお金にならない。
つまり、介護福祉に関わることはお金にならないので口出ししないのです。

悪い言葉ですが、これが現実。
それを分かっていたから、助言したのに。

何のために介護認定の書類を提出し、準備をしてきたのか。

私の労力は水のアワになってしまいました・・・。

(義祖母退院!その1へつづく)