成人した子供が容疑者に、親の責任ってどこまで?

先日、群馬県前橋市内のビジネスホテルで、若手俳優による強姦致傷事件がありました。
40代の従業員女性に対し、無理やり自室に連れ込み乱暴して軽傷を負わせた容疑です。

最近活躍が目立ってきていた俳優さんでしたし、報道をみたときはビックリしました。

後出しで『そういえば・・・』と思う出来事もあったとチラホラ出てきていますが、もう遅いですよね。
残念ですがこの俳優さん、もう終わりですね・・・。

この俳優さん、お母さまも有名な女優さんでいらっしゃいます。
いわゆる『2世タレント』というやつです。
元々お母さまの影響で俳優を目指したそうですね。

2世タレントが不祥事を起こしたとき、必ず親の責任が問われて親の仕事まで奪われることが多いです。
子供より親の仕事がなくなるほうが、精神的にも金銭的にも大変だと思います。

でも、いつも思うのは、『親の責任ってどこまで?』

報道でも賛否両論あるようです。
私と旦那の間でも意見が違うくらいですから。

今回の事件で、お母さま、ホントに憔悴しきっているように見えました。
容疑者本人は、ご飯ペロリらしいですけど。

なに、この違い!?

性欲があり過ぎるなんて、言い訳にもほどがある。
人様が嫌がることをしてはいけないと、小さな子供でも分かる事。
22歳にもなって、そんな事も分からないのか?
こんなこと、親に教わらなくても分かる!

私は、20歳になったら親の責任はないと思います。
親云々と言ってる歳じゃないでしょう。
『いつまでたっても親は親、子は子』と言いますが、それは『縁』のことであって『すねかじり』ではない。

20歳を大人として、社会的にも一人前になったと認められたのでしょう?
だから、飲酒もタバコもOKなわけでしょ?
体壊しても自己責任ですよ。
だから、犯罪犯しても自己責任です。

こんな時だけ、なんで親の責任なのか?

芸能界はイメージが大事です。
『容疑者の親』となるとイメージダウンにつながるから、結局仕事を降板したりせざるを得なくなってしまうかもしれません。
でも、親が何かやったわけではない。
そこまで糾弾されるのは、ちょっと筋違いだと思います。

もし、私の子が犯罪を犯したら、多分責任を取ると思います。
でも、それは子供が更生してくれると約束してくれたらの話。
謝罪も反省もなかったら、バッサリ切ります。
それが、子供のためでもあると思います。

今回の事件、女性から見たら最低な犯罪ですし、被害者の立場だったら許せません。
それでも、責任は容疑者本人が取るべきです。
違約金などで数億円の請求が来るらしいですが、これをお母さまに求めるのはおかしい。
あくまで容疑者本人に請求すべき。

その上でお母さまが一旦支払うのなら、それでもいいでしょう。
必ず、最終的には本人が完済すれば。

ま、芸能人の親は甘くてお金があるから、結局肩代わりしちゃうんでしょうね。

私たち一般人にはそんな事してあげられませんから、そうならないようにしっかりしつけておかなくちゃ。

てか、また群馬?
この前も、覚せい剤事件で報道されていたよね・・・?
最近群馬って、ヤバイ事件が多いような気が・・・(泣)

成人した子供が容疑者に、親の責任ってどこまで?その2

先日、群馬県前橋市のビジネスホテルで起きた強姦致傷事件について、容疑者のお母さまである女優さんが記者会見を行いました。
冒頭から謝罪の言葉を述べられ、時には涙を堪える様子を見せながらも、しっかりと対応されていらっしゃいました。
予定の30分をオーバーして約1時間、立ったまま質問に答えておられました。

あの会見を見ていたら、心が痛くなりました。

『母親』として責任を感じている、と何度もおっしゃられていましたが、ホントに責任はあるのか?と改めて思いました。

番組でも、一般の方の意見を紹介していました。
親の責任は『ある』のか、『ない』のか?賛否が分かれていました。

日本は、親子のつながりがとても強くて深い文化を持っていると思います。
それ自体はとても良い事だと思いますので、反論はありません。
しかし、少々過剰ではないか。

少子化で、ひとりの子供に対して深い愛情があるのは理解できますが、それとこれとは話が違います。

親がいつまでも親であってはいけない。

そうでなければ、世の中子供ばかりになってしまいます。

世界的にも、おおむね20歳が大人の目安とされています。
20年も親の元で教育されれば、大抵のことは自分で出来るようになっているはずです。
親が教えなくても、友人や会社、地域によって育てられて、立派な大人になれるでしょう。
親だけに育てられた人はいません。
昨今の、地域との関係が希薄な社会になったとしても、多かれ少なかれ親以外の人との関わり合いが全くない人なんて存在できないのです。

今回の事件だって、ひとが嫌がることをしてはいけないと知らなかったのなら起こり得ること。
知っていたら起こりません。

では、なぜ起こったのか?

悪いと分かっていてやったのです。

『ガマンできなかった』『企てたのではない』この言い訳を聞いた時、そう思いました。
大人の言い分ではありません。

でも、お母さまは、大人の責任について息子さんにきちんと教えていました。

『あなたが不祥事を起こしたら、私が仕事を失うの。私の仕事を取らないで』

普通の子供なら、これで『悪い事をしたら自分だけじゃなくみんなに迷惑がかかる。やってはいけない』と分かるでしょう。
でも、容疑者はわからなかった。
いえ、分かっててやったのです。

親の教育が悪かったのではなく、子供の意志で犯罪を犯したのです。

そうなれば、親の責任なんてありますか?
息子さん自身に責任を取らせるべきです。

人様に迷惑をかけたら責任(賠償)しなくてはならない、と身をもって教えることです。
大人である以上、それ以外に再教育のすべはありません。

最近は、学校の先生に親がすべき教育を丸投げしている情けない親御さんがいますが、教育としつけは別物です。
学校で行う教育は学習(教科)のことで、社会人としての教育がしつけ、親が扶養しながらするものです。

家庭の複雑な環境などもあって、十分なしつけができていないという人もいます。
そんなことありません、しっかりやっている子だっています。
今回も母子家庭だったから、と騒ぐ人もいますが、母子家庭で育ったから犯罪者になると言うのは偏見です。

個人の意識の問題です。

女優さんが記者会見で、息子さんに『お母さんは、どんなことがあってもお母さんだから』と言ってしまい、その事も謝罪していました。
それ、謝罪の必要ないですよ。
親なら誰だって思う事です。
むしろ、親がいるってことを再確認してもらう、いい言葉です。

犯罪者も人です。
某ドラマで、『人は、一人では生きてはいけない』と言っていましたが、まさにそう!
犯罪者を孤立させることは、再犯や自殺を招き、賠償責任から逃がしてしまいます。
本末転倒。
一番身近な人がそばにいると分からせることで、賠償の責任を負わせると共に、本人の更生に繋がるのではないでしょうか?

金銭・地位の責任ではなく、精神的な責任を取ること。
『親の責任』とは、こういう形でするのが理想なのだと、私は思っています。

私も一児の母です。
母親の気持ちは分かります。
何とかしてあげたいと思う気持ちはありますが、それでは子供のためになりません。
子供のためを思うなら、あえて突き放すでしょう。
その裏で、子供の更生の援助をしてあげると思います。

これが、ホントの『親子』の姿だと思っています。

この事件、まだまだ報道されることが続くでしょう。
芸能人のサガというもので片付けてしまっていいものか分かりませんが・・・。

起こってしまったことは、もう戻せません。
この俳優さんには、しっかりとした賠償責任を負ってもらいたいです。

釣りスピリッツ、ゲームセンターで子供に大人気!

最近ゲームセンターで人気の『釣りスピリッツ』をご存じですか?
小学生~中学生を中心に流行っているようで、夏休みの今は子供たちで溢れかえっています。

知らない人は何のこっちゃ?と思うかと。
カンタンに言うと、釣りのゲームです。(カンタンすぎか・・・)
本当の池や海ではありませんよ!

機械は、大体縦横2mくらいの大型、真ん中に縦横1.5mくらいの液晶画面があります。
最大8人まで同時プレイが可能、『サオコン』という釣り竿のリール部分のようなコントローラーを使います。
メダルでも100円でもプレイ可能、100円を入れたときは強力な竿や必殺技が使えるようにもなります。

サオコンを振ってウキを投げ入れ、魚がかかる(ヒットする)とリールを巻きとって釣り上げます。
釣れる魚の種類は80種以上、中には専用ステージでしか釣れない魚もいます。
『太鼓の達人』のどんちゃんも釣れます!・・・魚じゃないけど・・・?

なーんて、ベテランみたいな説明していますが、実はやったことはありません。
じゃあ何で知ってるの?

うちの子がこのゲームを気に入っていて、いつも見に行っているからです。

液晶画面を泳いでいる魚は魚影しか見えないのですが、うちの子には十分!
『とと』と騒いでいます。
いざ釣れた魚を見るより、泳いでいる魚のほうが好きなようです。

最近は、サオコンに興味深々で持ちたがります。
仕方なく持たせると、意外にも様になっています。
リールを巻いてよろこんでいます。
一度させてみたことがありますが、まだ意味を理解できず、釣り上げようとしてリールを巻いたら大泣き!
ママが一生懸命巻いたのがイヤだったのが、自分でやりたかったのか・・・?
せめて3歳くらいにならないと難しいかもしれません。

ちなみに、サオコンを持たせるのは、たまたまプレイヤーがいない時のみにしています。
平日の昼間など、子供が少ない時です。
営業妨害になっちゃいますから。(お店の方ゴメンナサイ)

夏休みになると、子供たちがおじいちゃんおばあちゃんを連れてきていることが多く、ここぞとばかりに出資してもらっている子もいます。
訳が分からずお金を出しているのは気になりますが、釣れた!と喜ぶ孫を見る顔がとってもステキなので、まあ良しとしましょう。

たまには初めてプレイする子もいて、最初はやり方が分からなくて困っていても、子供のほうがあっという間に覚えてしまいます。
おばあちゃんたちはずっと見ていても理解できていないみたいです。ま、仕方ないですね。

ヒットしてリールを必死で巻き上げる子供の顔、ホントに面白いですよ!
冷静に巻く子もいれば、必死すぎてサオコン壊しかねない子もいますが。

うちの子がやってたら、間違いなく必死です。ただし、サオコン壊さないでおくれ・・・(苦笑)。

口コミでは、ごくまれに迷惑行為のプレイヤーがいると聞きますが、私が見ている所では今のところマナーはいいです。
自分が使ったメダル入れやジュースもきちんと片付けていきます。
機械をたたいたりする光景も見たことがありません。

ゲームのさせ過ぎはよくありませんので、あくまでほどほどに・・・。

出典元 http://bandainamcoent.co.jp/am/mg/spirits/