就活その6。子育てとの両立が出来る仕事の条件。パート1

(その5から)

先週開催された子育て支援就職面接会に参加させていただき、その様子を旦那にも話しました。
『子育て支援』とうたっているだけあって、どの会社も子供を持つ母の事情に配慮した会社が多くいらしていました。

その中から、時間の都合でお話できなかった会社も含めて面接をお願いする会社を決めることにしました。
しかし、80ページにもわたる求人の中から数社を選ぶのは、思ったより骨の折れる作業です。
そこで、条件と優先順位を決めることにします。

どんな条件が、子育てママさんが仕事と家事・育児を両立できるのか?

まずは、勤務時間。
預ける保育園が何時から何時まで預けられるのか。
保育園は、保護者の勤務時間が週30時間未満の場合ですと短時間保育となり、8時間までの保育になります。(欠勤の時間は計算外です)
長時間保育(延長保育)をお願いできるのか、短時間保育からの変更や延長料金の発生なども確認する必要があります。

そして、休日。
保育園の土曜保育は、定員が限られています。中には、正社員優先の保育園もあります。
日曜日はほとんどの保育園が休みで、預かってくれるところはごく少数です。
土・日・祭日の出勤があるか、急な出勤があるかどうかも気になるところです。

子供の急な体調不良などで、仕事を休まざるを得ないことも多いです。
保育園って、病気もみんな仲良く感染っていきますよね。(笑)
この時ばかりは、会社や同僚の方々には申し訳ないですが、お休みをいただくことになります。

また、発熱等で保育園からの呼び出しも少なくありません。
保育園では、37.5℃以上の発熱があると預かってもらえません。
登園してから分かった場合は保護者へ連絡が入り、迎えに行かなければなりません。(中には病児保育をしてくれる保育園もあります)

そこで考えなくてはならないのが、距離。
自宅から保育園、保育園から会社の距離と所要時間がどのくらいか。
おおむね30分以内の迎えを考慮したいところです。

つまり、職種や給料は二の次になります。

私自身、介護士の資格を持っていますので、それを生かしたいとは思いました。
しかし介護はシフト制が多く、子供と旦那への負担が大きくなりすぎてしまう可能性があります。
時間外で行うカンファレンス(会議)への出席や急な休みも難しいです。
旦那からも『介護職は・・・』と、難色を示されました。

給料や福利厚生よりも、子供や家族の事情に配慮していただける会社を選ぶのが、もっともいいと思います。

正直、選べる会社は通常より目減りします。
それでも、主婦の労働力を必要としてくれる会社は、必ずあります。

私は、介護職以外にもコンビニや製造業での経験があり、今回もプラスチック製品の検査経験を評価していただきました。
『即戦力』とまで言っていただき、ホントにうれしかったです!

会社側も、いくら未経験可でも、出来れば多少の経験があれば尚良いわけで。
派遣ではありましたが、2年間の仕事がムダではなかった!

同じ会社や職種が一番いいわけではないのです。
まさに、『芸は身を助ける』そのもの。

転職経験が多くても、気にすることはないです!

ママさんの労働力を求めている会社が必要としているのは、『長く勤めてくれる事』です。
勤務時間が短くても、長い期間勤めてもらえる人を雇ったほうが会社にとっては研修のムダがなくなり、最も効率がいいのです。

ここはひとつ、会社のご好意に甘えさせてもらい、子育ての両立を目指しましょう!

休みが多くても、いつか穴埋めが出来るようになりますから。

(その6・パート2へ)

手作りおもちゃ、その8!牛乳パックde椅子!装飾編パート2

(パート2のつづき)

牛乳パックを使った椅子ですが、椅子というより踏み台っぽい・・・。
でも、椅子としての座り心地では踏み台としての使用時には危険なことも。

そこで、座面を取り外し可能なものにします。

座り心地まで求めない方は、この工程はいりません。

カンタンに言うと、この椅子に座布団をつけるだけです。
でも、市販の座布団では形が合いませんし、ズレてしまって使い勝手の悪いものになります。

少し手間がかかりますが、せっかく作るのですから使いやすいものを作ります。

用意するものは、段ボール。(六角形に切ったもの。底と上部分を切る時に切っておくとラク)
100均のキルト芯、人形用の中綿。(なければ不要になったシャツなど数枚。1枚は段ボールくらいの大きさのもの)
表用の布。マジックテープ。(ザラザラしたほう10㎝くらいを2枚)
ハサミ、ホッチキス、縫い糸(色は何でもいいです)、縫い針を使います。

今回は裁縫の工程がありますが、指先に自信がない方でも波縫いさえ出来れば大丈夫です。
縫った部分は外には見えませんので。

キルト芯を4つ折り、六角形の段ボールより1~2㎝外側で裁断します。
シャツを使う方は1枚のままでいいです。裁断は同じです。

1辺を残して波縫いします。かなり大雑把でいいです。
残した1辺を使って内側が外に出るようにひっくり返します。縫い糸が隠れます。
袋になったら、中にキルト芯の切れ端や人形用の中綿(不要なシャツなど)を詰めます。
詰める量は、固いのがよければ多め。柔らかいのがいいなら少な目。
詰めた物によって変わりますので、ご自分のお好みで調整します。(私は柔らかめです)

詰めたら最後の1辺を縫います。
縫い方は波縫いでもいいです。

これで六角形のオリジナル座布団が出来ました!

続いて、カバーを作ります。
裁縫に自信がある方はカバーも縫ったほうがいいですが、今回は時間短縮と手軽さで別の方法で作ります。

座布団がズレないように、座布団と段ボールを中心で一針だけ縫い合わせます。
普通の座布団にも真ん中に凹みがありますよね?あのカンジです。
座り心地もよくなります。

六角形の段ボールに先程の座布団を置き、表用の布を被せます。
布が大きすぎる時はサイズ調節で切りますが、少しくらいなら切らなくて大丈夫です。

布の上から手で押さえて裏返し、段ボールの裏側が見えるように置きます。
段ボールを軽く押し付けながら、余った布を折り込み、ホッチキスで止めます。
この時のホッチキスは針が出るほう側だけで使います。

ホッチキスは、かなり強く使います。
布が三枚重ねくらいに厚みがあると刺さらなくなるので、重なりが多ければ布を切ります。

六角形に沿って固定できたら、マジックテープのザラザラしたほうを2か所に貼ります。
布に多少かかっても大丈夫ですが、貼り付きが悪い場合は段ボールだけに貼るように位置を換えたりします。

座布団を上向きに戻し、椅子に貼り付けて完成です!

汚れが気になるようになったら、ホッチキスを外して取り換えます。

椅子として使う時だけつけて、踏み台にする時は外します。
外す際は、ゆっくり・そーっと外します。(段ボールが折れないくらいの力加減で)

子供が座ってみたところ、まだ高すぎたようですが、壊れたりはしていません。(なぜかガニ股・・・)
パパが座っても壊れませんでした。
ママは不安なので座っていません。(笑)

ちょっと工程が多いかもしれませんが、使い勝手はいいと思います。
ここまでやると、元・牛乳パックとは思えないですね。

手間はかかりましたが、材料費は得意の100均でそろえたので、1000円かかっていません。
布も着られなくなったTシャツなどを使えばほぼタダ。
廃品利用できて、一石二鳥!

小学生くらいなら一緒に作れるかもしれません。
参考にしてみて下さい!

椅子としてではなく、踏み台として使いたい方は、こちらもあります。
手作りおもちゃその9。牛乳パックde踏み台

手作りおもちゃ、その8!牛乳パックde椅子!装飾編パート1

基本の椅子の作り方はこちらへ
手作りおもちゃ、その8!牛乳パックde椅子!基本編

六角形の椅子が出来上がりましたが、このままでは見た目に問題あり!
ってことで、汚れに対応できる仕様にしたいと思います。

汚れ防止シート、白いガムテ、荷造りテープ(透明のガムテみたいなものです)、大きいフェルト(色はお好み、100均にあります)、手芸用ボンドを用意します。

まずは、側面から。
ここには汚れの付きにくいシートを貼ります。
テーブルで使おうとして失敗してしまったコンロ周り用の汚れ防止シートです。
剥離紙のせいで白くみえますが、実際は半透明のシートになっています。
ガムテのままだと柄が見えません。

かといって、テーブルの時と違いガムテの上に紙を貼るのは難しいので、白いガムテを重ね貼りします。
補強ではないので、出来ればあまり重ならないように貼り合わせます。(厚みがあると汚れ防止シートが貼りにくくなるため)

ガムテで二重になっているので、牛乳パックの柄はほぼ隠れると思います。
気になる方はもう一回貼ります。(同じところが重なり過ぎないように、少しずらして貼ります)

白くなったところに、汚れ防止シートを貼ります。
セリアに売っていて、縦幅より少し大きく切ります。(26センチ以上)
長さは90㎝なので、上手く貼ればちょうどの長さです。
これをグルっと貼り、最後は荷造りテープで固定します。
セロテープでもいいですが、幅が広いほうが確実です。

続いて、底と上部分。
段ボールが貼ってありますが、ここにフェルトを貼ります。

底には大きいフェルトを、六角形の型に切って手芸用ボンドで貼ります。
上にも同じく貼りますが、このあとクッションを使わないなら1枚フェルトでなく色んなフェルトを切って貼るのも面白いですね。
タイルみたいに、スキマなく貼るようにするといいと思います。
キルティング生地を貼ってもいいです。

(写真を撮り忘れたり、失敗してやり直しているので、写真の手順や掲載が少し前後してしまっています。ご了承ください。)

フェルトにした理由ですが、踏み台として使った場合のすべり止めを兼ねています。
接着材や両面テープで接着しやすいこともこれを選んだ理由です。

ごみがついてもコロコロでカンタンに掃除できます。
汚れて取り換えるのも難しくありません。

これでいかにも牛乳パックと分かる状態ではなくなります。
機能も問題ないです。

ただ、私的には座り具合が悪いのが気になりました。
踏み台としての機能はいいですが、椅子としては座り心地が悪いと兼用に出来ないのでは?
しかし、フワフワの椅子では踏み台として使う時に足場が不安定になって危険です。

どうしたら兼用で使えるようになるだろうか・・・?

そこで、座面を取り外し可能にすることにしました!

(座面の作り方はパート2へつづきます)