今年の24時間テレビをご覧になりましたか?
チャリティーランナーの発表が当日だったのも驚きでしたが、いきなりでもあれだけ走れるものなのか?と感心してしまいました。
・・・と、今日私が注目したいのはそこではなく!
フィギュアスケートの羽生結弦選手とぜんそくの少年のお話です。
スポーツ選手のなかには、ぜんそくを抱えながらもトップを目指している方も少なくありません。
羽生選手も、元スピードスケート選手の清水宏保さんも、ぜんそくがありながらも世界を相手に結果を残しています。
ぜんそくと聞くと、小児ぜんそくを思い浮かべる方が多いと思います。
小児ぜんそくは大人になると治る(症状が軽くなる)ことが多いですが、大人になってからぜんそくになることも多いのです。
大人のぜんそくはアレルギーがきっかけで起こることが多いので、一度症状が出ると一生の付き合いになります。
(アレルギーが原因でなくても症状が出ることもあります)
普段は何でもなくても、一旦発作が起こると息苦しくて動けません。
夜のほうが悪化しやすく、咳が続いて眠れません。
こうなると、病院での吸入や点滴治療が必要になります。
ぜんそくで亡くなる方もいるのです。
ぜんそくは、発作を起こさないことが一番の予防です。
そのため、普段から予防薬を吸入し、ぜんそくをコントロールできるようにすることが重要です。
ぜんそくのアスリートは、陰でこうした努力もされているのです。
今回の少年も、ぜんそくのために将来を諦めようとしていました。
でも、同じ境遇の羽生選手からアドバイスや指導をしてもらい、自分にも未来があることを教えてもらっていました。
実は、この放送の少し前から、私にも3年ぶりの発作が起こっていました。
(3年前のぜんそくについては、『ママの喘息が再発、投薬のため母乳育児からミルク育児に』をご覧ください)
お盆休み直前、風邪を引いた子供の菌をもらっちゃったと思いこんでいました。
ところが、いつになっても治る気配がなく、咳が続いて眠ることも食べることも出来ず・・・。
お盆期間は病院も休みですし、苦しい状態が続きました。
両家の実家に行くのも止めたかったですが、そういうわけにもいかず。
休み明け、近くの呼吸器内科に駆け込み、ぜんそくの継続治療が必要との診断を受けました。
3年前も継続して吸入薬を・・・との話はあったのですが、育児にかまけて自分のことは後回しに。
ま、結果こうなったわけですが。
自己管理能力、不合格です・・・。
予防薬の調整には時間がかかるのですぐには出勤できず、会社にも理由を話し、休みや早退をさせてもらっています。
正直、今もまだ咳が続いています。
子供の遊びに付き合ってあげられないのが、ホントにかわいそうで・・・。
『無理するな』とパパが代わりに遊んでくれていますが、やっぱりママが気になる様子。
ママが咳き込むと『だいじょぶ、だいじょぶ』と声をかけてくれます。
いつの間に覚えたの?
子供のためにも、早くコントロール出来るようにします。
そんなわけで、他人事には思えなくて、つい気持ちが入ってしまいました(笑)。
ぜんそくがあっても夢をあきらめないで!
この少年が、いつか羽生選手のような世界中に知れ渡る選手になることを、願います。