2歳児、傘を欲しがる。好み重視で買いました。

秋雨前線が思ったより活発じゃないと思いきや、台風の影響で急な雨やカミナリが多いですね。

朝から雨の日には園庭がぐちゃぐちゃになり、ママも長靴が必須です。
子供は歩きたがらないし、荷物は多いしで、園庭よりぐちゃぐちゃです。
(後日、園庭に工事をしていただき、現在は水はけのいい状態になりました)

最近、同級生が自分の傘を持ってくるようになり、うちの子も欲しがるようになりました。
といっても、どうせ振り回して壊しちゃうだろうからと買わないでいました。

ただ壊すだけなら問題ありませんが、何かの拍子で誰かにケガをさせてしまうのを一番恐れていました。
うちの子だとやりかねないので。
問題を起こしてからでは遅いので、もう少し様子をみたいと先延ばしにしていました。

が、同級生の傘をじーっと見つめる様子を見て、そろそろ限界かな。

そこで、パパとも話し合い、納涼祭でがんばったら買うことにしました。
子供にも『納涼祭でちゃんと出来たら買ってあげるよ』と言っていたのですが、どうやら子供のなかでは『納涼祭に出れば買ってもらえる』と変換されてしまったようです。

納涼祭の翌朝から『かさ、かさ』とニコニコ。

あの出来栄えでは買ってあげられる状態ではありませんが、参加できただけでも奇跡かと。(苦笑)

で、早速本人希望の青い傘を買ってあげました。
100均で済ませようとしたのですが、お盆に私祖母からいただいたお小遣いがあったので、好みを優先しました。

後で気づいたのですが、リュックサックと同じ柄!
新幹線とドクターイエローの柄!
どんだけ好きなんだろう・・・?

すっかりお気に入りになったようで、ショッピングモール内で広げようとする有様。
流石に困るので、持たせるだけでカンベンして!
引きずって歩いていたので、先っぽがもう擦れていました。(笑)

自宅に着くなり、室内で広げていました。
閉じてもすぐに広げていて、何度もやっていました。

保育園では傘の忘れ物が多いと聞いていたので、すぐに記名。(書き忘れて無くすことが多いそうです)

2日後に小雨が降っていたので、喜んで差していきました。

でも、頼むから車の中では広げないでもらえませんかね?
前後左右の安全が確認できませんってば!
反対車線の運転手さん、笑ってるし。

本人はニコニコでしたが、ママは恥ずかしいやら危ないやら。

いまのところケガをさせてしまった話は聞いていませんが、使うときにはくれぐれも気をつけていきたいと思います。

2語文が言えるように!ママの口癖にも注意が必要。

今年の10月末で3歳になる息子。

今年4月から保育園でお世話になっています。

最近の成長には驚かされっぱなし。

その中で、特に『言葉』に大きな変化が表れています。

保育園に行く前は、1語文ばかりが多くなる傾向がありました。

理由はおそらくyoutube。
テレビやDVDも同じ。

これらが全て悪いというわけではありませんが、一方的に見ているだけなので、言葉そのものを覚えることは出来てもそれを会話に結び付けることが出来ないのです。

数字や野菜・果物の名前は、かなり早い段階から言っていました。

しかし、そこから『○○をしたい』と伝えることが出来ないのです。

例えば、

  • ジュースが欲しいと言いたいのに、『ジュース』までしか言えない
  • 『欲しい』という単語は分かっていても、ジュースにつなげることが理解できない

数字も、『1』と言えても1が意味することは分かっていません。

リンゴが3つあっても、『リンゴ』自体は分かっているが数は『1』と言ってしまい、3ではないのです。

言葉自体は早かったのですが、そこからの発展がなかなか見られず。

『パパ・ママ』以外の家族を意味する言葉がイマイチ教えられません。
家族構成上『じーちゃん・ばーちゃん』と言う機会が少ないためかも。

3世代同居している外ひ孫が義祖母を『ひぃばぁ』と呼んでいるせいなのか、義祖母からは『まだばーちゃんって言えないの?』と嫌味を言われることも。
(『同居解消したから子供の成長に影響が出た』とでも言いたいのでしょう。ホントに腹が立ちます。)

解決には、やはり同級生の存在が大きく感じました。

うちの子の同級生には兄弟姉妹がいる子が多く、親の興味を引くための行動や言葉が多い傾向があります。
ケンカなどの問題行動も、その一環でしょう。

3人家族の我が家と比べて、家族の人数が多いだけでなく必然的に会話が多いことが言葉の獲得につながっているようです。
(だからといって、再び義実家で同居することは考えていません。)

その子たちと身近に接することが増えたことが、うちの子にもいい影響になったようですね。

最近は急に2語文が増え、意思疎通が出来てきました。

  • 『これ、欲しい』
  • 『くしぇ(大便の事)、出た』
  • 『ごはん、食べる』

など。

同時に、拒否の意思表現も。
『しない、しない』と。

自我が出てきたからこそ、自分がイヤな事も伝えられるようになったのだと思います。

まだまだ意味の分からないことが多いですが、よく聞いていると舌足らずながら一生懸命伝えようとしているのが分かります。
ママ通訳も追いついていけません。(笑)

パパのほうが意外と通訳は上手いですね。
(言葉の情報源がyoutubeだから?)

独り言が多いのも、会話の練習をしていると思って静観しています。

最近はママの口癖に興味があるみたい。

時には悪い言葉も覚えてしまうので、ママの言葉遣いにも注意が必要ですね。

意味が分かっていない今のうちに修正しておかないと・・・!

今一番の口癖は、

『いや~ん、エッチ~』

・・・どこで覚えた?
ママ、そんな事言ってないぞ!(苦笑)

『お玉』が教えてくれた、子供の社会性。

長かった子供の下痢もようやく落ち着いて、元気に登園するようになりました。

おかげで、ママもようやく安定して出勤できます。

ママの出勤途中に保育園がある位置関係なので、登園はママが担当。
降園もほぼママですが、時にはパパに行ってもらっています。

登降園共に抱っこでの状況でしたが、最近少し変わってきました。
朝は駐車場から自分で歩き、帰りは遊びに夢中で帰りたがらないように。

朝はいいですが、帰りはなかなか帰れず、30分以上かかってしまいます。
保育園が楽しくなってきたのでしょう。
嬉しい変化です。

その変化には、ある言葉がキーワードになっています。
それは・・・

『おたま』

『?』と思われるでしょう。
実はコレ、調理器具のお玉のことです。
お味噌汁やカレーなどをよそう時に使う、何の変哲もない、あのお玉です。

先生情報で、最近どこへ行くにもお玉を持っていることが多いらしいです。
教室でも、園庭でも。
特に園庭では、お皿も持ってアチコチの砂をかき集め回っているみたいです。

うちの子だけでなく、他の子もシャベルよりもお玉が使いやすいらしく、大人気だそうです。(笑)

そのため奪い合うこともあり、先日は登園時に上級生とつかみ合いのケンカをしてしまったほど。

ケンカまでして・・・と心配な所もありますが、先生は続けて言ってくださいました。

でも、それはとてもいい事。
自分はこれがしたい、これが欲しいと子供が主張できるほど成長した証。
ケンカをするのも、これから社会のルールを覚える大事な過程。

【自分の主張が出来て、初めて社会性が出来る】

これには考えさせられました。
大人になるには主張が出来て、目標や夢が出来て、それに向かおうとすることが必要になります。
その時、必ず立ちはだかる壁のようなものがあり、それを越えなければなりません。

その壁を越えるには、自分の主張だけではタダのワガママになってしまいます。
そこで自分だけでなく相手の事を考え、行動しなければならないと分かります。

この場面では、相手に攻撃するのではなく、了解を得る必要があります。

ママはとっさに、『貸してって聞いて?』と言いました。
うちの子はまだ言えませんでしたが、無理に奪おうとするのではなく、手を出して待っていました。
相手の子は、それを見てお玉を貸してくれました。

『ありがとう』も言えませんでしたが、先生が代弁するとニコニコしてくれました。

先生からは、これで充分と言われました。
言葉はやがてついてくるので、今は保育者が代弁して、それを見て段々覚えていくそうです。

『人のフリ見て、自分を正せ』とは、まさにこの事をいうのでしょうか。

最近は自宅にも子供専用お玉(100均で購入)を用意、時々ママが『貸して』と言うと笑いながら差し出してくれるようになりました。
強引に貸してくれることもありますが。(笑)
『ありがとう』と言ってもらえる喜びが分かってきたようです。

子供の社会性が芽生えた証拠です。

朝の抱っこも、『お玉は?』と言うとママの手を振り払って園庭に行くほど。
帰りもお玉を持って離しませんが、ある程度遊ぶと自分でお片付けをして、納得してママの元へ。

自分の主張と共に、ガマンやルールが分かる時期になったのだと思います。