軽減税率、その1。税率の違い、キーワードは『子供のための食事』

2019年10月、ついに消費税10%の時代がやってきます。

物価も上昇している中での増税は、誰でもイヤなもの。

ですが税金と言われると、日本国民である以上、回避する手段ナシ。

家計を預かり、子育てに翻弄しているママさんには頭のイタイ問題ですね。

そこで、政府が打ち出した解決策が、『軽減税率』。
カンタンに言うと、「食べ物の税率は8%のままにしますよ」ってこと。(カンタン過ぎ)

でも、どの食品でも8%ってわけではありません。
だから混乱しちゃうんですよね。

そこで今回は、子育てママさんのための軽減税率、8%と10%の違いを考えていきたいと思います!

軽減税率の対象になる物は、

  1. 酒類・外食を除く飲料食品
  2. 週2回以上発行される新聞(定期購読契約に基づくもの)

とのこと。
(国税庁ホームページより抜粋)

ここでは、1のみを考えていきます。

子育てに必要な物で軽減税率の対象になる物って分かりますか?
結構複雑なんですよね。

正直、メンドクサイ・・・。

そこで分かりやすいキーワードをお教えします!

それは、

  • 子供のための食事か
  • 持ち運びが自由に出来る物か

これら両方に当てはまるものが、軽減税率の対象になるってこと!

要するに、『お子さんに必要な食品』は、8%になりますよ。

  • 子供に食べさせられる物=粉ミルクや離乳食、お菓子や飲み物=8%
  • 子供に食べさせられない物=お酒や栄養ドリンク=10%

でも、あくまで『飲食料品』だけが対象なので、

  • 紙おむつ・おしり拭き・洗剤
  • 哺乳瓶・育児グッズ

などの日用品は対象外!

表にまとめてみました。

何故オムツが除外?
食べるんだから、出るのは当たり前だろうが!

Twitterでも騒がれていましたね。

おそらく、この制度を作った方は、子育てをしたことがないんでしょう。(苦笑)

それはさておき。
食事面については、買いだめする必要はありません。

逆に、紙オムツやおしり拭きなど毎日使うものは、まとめ買いがお得になりますね。

ただし、新生児・Sサイズのオムツはサイズアウトしない程度にとどめておくこと。
余ってしまうおそれがあるので。

洋服やおもちゃなど、流行や子供の好みに左右されるものは、慌てて買うとかえって失敗することも!
(後日詳しく解説しますね)

次回は、『子供と行く外食の軽減税率』について考えます。

(その2へつづく)

引用:国税庁ホームページ

水害が多発!重ねるハザードマップって何?

ここ最近、集中豪雨や水害の報道が頻繁ですよね。

佐賀県を中心とした九州地方の水害では、油の流失による農作物の被害も発生。
都市部でも、横浜市での冠水被害が。

少し前には、広島県で大規模な土砂崩れがあり、多くの住人がお亡くなりになった災害もまだ記憶にあることでしょう。

『災害は、いつ起こるか分からない』

最近では防災意識が高まり、自宅に食料や飲料水の備蓄をしている方もいますよね。
私も、その一人。

でも、それらはライフラインが止まった時の備え。
避難せず、自宅で生活できる場合の話。

自宅に聞きが迫り避難が必要になった時、どうするのか?
そもそも、自宅は災害に耐えうる地域なのか?

把握されていますか?

それらを示したものが、『ハザードマップ』。

ご自宅の地域の『ハザードマップ』を確認している方って、意外といらっしゃらないんですよね。

全国各地の地域で作製されているハザードマップ。
これを確認しない事には、避難場所や避難のための交通手段、かかる時間も把握できません。

ハザードマップは、冊子やポスターを役所で無料配布しています。
ホームページにアクセスして、PDFファイルをダウンロードすることも出来ますよ。

私も、ハザードマップを確認していませんでした。
自宅の周りに山・川・池などがなく、何の心配もしていなかったんです。

ですが、せっかくの機会ですし、ハザードマップをチェック!

ハザードマップには、浸水しやすい地域が色別になって書かれています。
避難所の位置も、確認できますね。

これで安心!
とはいきません。

最近話題の『重ねるハザードマップ』まで活用しましょう!

『重ねるハザードマップ』は、ハザードマップポータルサイトの事。

これは、国土交通省の水管理・国土保全局と国土地理院が発表していて、国が管理している河川(109水系)での「洪水浸水想定地域(想定最大規模)」が表示されているんです。

これを見ると、どの地域がどのくらい深く浸水する可能性があるか、カンタンに確認できるというもの。

とても助かる情報ですが、ここで注意!

  1. あくまで「国が管理する河川」なので、当てはまらない川もある
  2. 運用は2018年6月から。地域のハザードマップによっては最新のデータでないことも

ご自分の地域のハザードマップと照らし合わせて、活用したいですね。

このハザードマップを活用しつつ、ママさん的にチェックしたい項目はコチラ。

  1. 自宅の浸水の可能性、その深さ
  2. 避難所の位置、経路(経路の浸水も)
  3. 避難所の規模(収容可能人数、備蓄状況)
  4. 車で避難するなら、駐車場の規模(駐車場の浸水も注意)

避難所の設備もチェック!

  • ベビーカーの収容が可能か
  • おむつ替えスペースの有無
  • 出来れば、子供スペースを作ってもらえるか

避難所は、大混雑します。
その中に子供を連れて行くことは、子供のストレスになることでしょう。

しかし、命を守るため、致し方ないこともあります。

パパママの落ち着いた判断と行動で、お子さんを守ってください。

ちなみに、我が家は浸水地域には該当していませんでした。

ですが、喜んではいられません。

よく見ると、避難所までの道路に一部浸水の恐れあり、と。
ここが浸水すると、避難所までの道が一つしかなく、渋滞の可能性が。

歩いたら30分ほどですが、子供を連れて歩くには危険かも。

避難所はあまり大きくないので、いっぱいになってしまうことも考えられます。
駐車場も、車中心の生活圏にしては狭いですね。

  • 早い避難か
  • 自宅待機を強化するか

この選択を迫られることになりそう。

天気予報のサイトによると、今年は台風が多く発生する可能性が高いとの見解が。

いつ起こるか分からない災害。
お子さんのためにも、ハザードマップを活用した避難を心がけたいものです。