義実家との同居解消、その12。防災メールで知った義実家の火災騒ぎ。

東日本大震災から今日で6年・・・。

この日がくるたびに、防災とは何か?ということを改めて考えさせられます。

震災があってから増えてきたのが、自治体や関係機関から配信される防災メール。
各自治体で防災意識向上のため、ケータイやPCメールを使った防災システムがあるのをご存じですか?
気象情報や避難指示、事故や火災、不審者、行方不明者情報など、市役所や警察・消防の情報をいち早く私たちに伝えてくれるシステム。

ホームページからアクセス、空メールを受信して登録するだけ。
ケータイでメールやネットを見る方なら、登録の操作は難しくないと思いますよ。

自分の居住自治体以外も登録できるので、私は実家の自治体の防災メールも受信しています。
(まぁ、念の為に)

以前はあまり気にしていなかったのですが、不審者情報が多くあったことがあり、身の安全のことを考えてチェックするようになりました。

子供の登下校時に多く、ホントにイヤですね。
義実家の同居解消を決めたのも、このことが要因のひとつになりました。

だって、うちの子は近所に子供がいなくて登校班が組めないんですから。
このご時世、子供ひとりで歩かせられないですし。

同居解消後、このメールを見て義実家の近辺で何か起こると旦那に電話を入れさせていました。
旦那は自分から電話しないので、私がさせています。

え?そんなに心配なのかって?

心配というより、『うちの近所で事件があったのに、連絡もしてこないんか!?』と言われたくないので。(苦笑)

このメールがなければ知る由もありませんが、先手を取っているつもりです。
後日の新聞掲載で知れると思いますが、我が家は新聞とってないんですよね。

で、先日のメールで、義実家の町内で火災があったとの事。
旦那が気づいたのですが、連絡しようとせず。
(まったく・・・)

ま、今すぐでなくてもいっか!と思って、そのまま放置。

夕方、鎮火情報を見ると、廃屋に下草まで延焼したとの記載が!

さすがにこれは・・・と、旦那をせっついて電話させました。

私がしてもよかったのですが、ただ今風邪引きで絶賛声枯れ中!
誰だか分からないくらいの変貌ぶり。
例えていえば、元プロレスラーの天龍さんかな?(笑)

これでは耳が遠い義祖母には私とは分からないかも・・・。

電話に出たのは義父。
旦那が『今日、近所で火事あったんだろ?』と切り出しました。

旦那と義父で何やら話しているのを、横で見ている私。
時々笑っている様子で、大したことなかったんだなと一安心。

ですが、電話を切っても苦笑いの旦那。

『あの火事、オヤジだって』

はい・・・?

頭の中はハテナマークいっぱい・・・。

義実家は電話つながるから家屋じゃないし。
(つか、まだ廃屋じゃない!)
かといって倉庫でもないし・・・?

少し前に近所であった、たき火の火災が思い浮かびました。
おばあさんがたき火をしたら山に燃え移っちゃったんですよ。

しかも、その時私たち真下の墓地にいたという・・・。
何とも煮え切らないことがあったばかり。
(このおばあさん、義祖母の友人です)

色々考えていると、旦那が笑いながら説明してくれました。

義実家では、何も作っていない小さな畑を所有しています。
場所も義実家の近くで、少し前までは義祖母が少しだけ野菜を作っていました。

ですが、最近は手入れもしていないので草ボーボー。

それを片付けようと、草刈りをしてたき火をしたところ、風に煽られて火事になってしまったのです!

もう呆れて何も言えません。
先日火事があったばかりで、よくも同じ事が出来るなぁ・・・?

義実家はすぐ裏手に小高い山があるおかげで、風が強い日でも盾になってくれるので強風を感じにくい土地柄です。
しかし、その地形のせいで急な突風が吹くこともしばしば。

たった2年しか住んでいなかった私でも知っていましたので、それに義父が気づいていないとは思ってもいませんでした。

だからあれほど言ったのに・・・。

うちの子供が産まれた頃に、近所で立て続けに2件の空き家放火が発生。
警察の方が張り込みしていた時期もあり、物々しい雰囲気でした。
(その後、犯人は逮捕されました)

実父が長年地元の消防団にいたこともあって、火事についての話は重々聞かされていました。
幼い頃、近所で大きな火災が発生したこともあり、その恐怖を目の当たりにしています。

それなのに、義実家では最近『火』の取り扱いを軽視しているように思えてしまう。
電子レンジ火災といい、今回といい、ホントに怖いです。

ご近所さんにも迷惑。
旦那が電話した時、電話口で近所のおばさん方の声がしていたそうです。
(心配なんだか興味深々なんだかはさておき)

多かれ少なかれご心配とご迷惑をおかけしてしまったのは事実。

自分たちだけの問題ではなくなってしまうからこそ、厳重な取り扱いを呼び掛けているのです。
肝に銘じていただきたい。

とりあえず、今回は怪我人がいなかったことが不幸中の幸いです。
延焼も、義実家の敷地内だけで済みました。
(廃屋は、昔の倉庫跡のことでした)

始末書くらいはあるのかな?
故意ではないので、そこまではないかもしれません。

私が一番気にしているのは、何かがあって義実家を私たちが面倒見ろとか言われることですね。
私には関係ない、見るのなら自分でと旦那には言ってあります。

義実家は私を家政婦&介護要員にすることしか考えていないのを、私はとっくに知っていますよ。

旦那だけ返したのでは意味がない事、旦那も分かっていて拒否の方向ですが。

義父よ、火事を起こす前に家事をやれ!(怒)

今回の事を含めて、同居解消したことに責任転嫁してきたら、即効離婚です。

義祖母にはもう無理ですね。
義実家との同居解消、その13。おせちの準備もできなくなりました。

義実家との同居解消、その11。義実家の近所で山林火災!

先日、義実家へ旦那と子供で行ったときの事です。
遊びざかりの子供は、せっかくひぃばあちゃんに会いに行ってもすぐに外へ行きたがります。
ま、しょうがないんですけど。
その辺りは、『元気でなにより』という目でみてもらっています。

今回も、お菓子やジュースを飲んだら、外で遊びはじめました。
旦那と愛犬モモまで出てきて、結局お散歩に行くのもいつもの事。

義実家の近くには農業用水を溜めている池があり、野生の鳥が羽を休める所でもあります。
その裏に、義実家や近所の方の墓地があり、今日は子供が行きたがるので寄ってきました。

予想通り、子供は墓地の石を拾ったりして遊び始めました。

墓地で遊ぶなんて、なかには気味悪がる方もいるかもしれませんが、私が小さい頃は『子供は墓地で遊んでも絶対にケガをしない』と言われ、叱られたことはありません。
単なるいわれだとは思いますが、現に私が遊んでいた友達では墓地でケガをした子はいませんでした。

そのこともあって、私は自分の子供でも墓地での遊びはフツーだと思っています。
旦那は初耳だったそうなので、私の田舎だけかもしれませんが。

なかなか帰らない子供、モモは自分が子供のお姉さんだと思っているようで、子供が帰らないとずっと待っています。
引っ張っても来ません。
犬ってスゴイ!

私は飽きて、何気なくスマホを見ました。12時半を過ぎた頃です。

すると墓地の裏手にあるうっそうとした山林の中から、白い煙が。
私たちがいたところから山奥に10メートルくらいの位置。
人の声がしたので、誰かがゴミでも燃やしているのかな?と思いました。
田舎なのでたまには燃やす人もいますし、たまたま風が少ない穏やかな日だったので。

ただ、やけに木が燃える音が大きく感じました。
特に、竹が燃える時の『ボンッ』という音が多いと思いました。(竹の中の空気が膨張して割れる音)
白い煙も、ドンドン多くなっていきます。

ちょっとヤバイ・・・?

そんな時子供がやっと墓地から出てきて、旦那が『火事じゃないか?』と言ったのですが、違うんじゃない?と思って気にしませんでした。
そのまま、速足のモモについて小走りで帰ってしまいました。

ですが、遠くなったはずなのに、煙は一向に小さくなりません。

あれっ?

と思った時、けたたましいサイレンを鳴らした消防車が続々とやってくるではありませんか!

えっ!?
火事だったの?

時刻は13時になるところ。
私たちも慌てて義実家へ戻り、庭から事の顛末を見ていました。

近所の方も、ビックリした表情で家から飛び出してきます。
義祖母も、火元の近所に住む友達に電話をかけますが、外に出ているようで電話には出ず。

救急車やパトカー、電力会社の高所作業者なども集結、20台以上の出動となる騒ぎになってしまいました。

時間が経つにつれて、庭にまで煙のニオイが立ち込めてくるほど。
鎮火まで約30分ほどかかりました。
池の水があってよかった。

どうやら、先日剪定した枝を燃やしていたところ、炎が大きくなりすぎてしまったようです。
私が聞いた声は、慌てて火を消そうと騒いでいた時だったようです。

呑気に『ゴミ燃しかな?』くらいにしか思わなかった私って・・・。(笑)
気づいていたらもっと早く通報できたのに・・・。
大変申し訳ない。

けが人などいなかったのが不幸中の幸いかと。
年明け早々の事件でした。

ちなみに、うちの子供は、消防車の回転灯に大興奮!
不謹慎ながら、ずっと奇声を上げていました。(笑)
大好きなもので。

本物が見られてよかったね!(爆笑)

とにかく、最近では年末にあった新潟県糸魚川市の大火が記憶に新しいですね。
人命こそ奪われなかったものの、大変な被害が出てしまいました。
この他にも、子供の尊い命が巻き込まれるケースも発生しています。

まだまだ空気の乾燥する時期が続きます。
皆さんも、用心すぎるくらいの『火の用心』をお願いします!

義実家との同居解消、その9。年末の餅つき、手伝いをして苦労を知れ!

年末年始は何かと忙しいですね。
クリスマスが終わって、我が家もツリーや飾りを片付けました。
ご苦労様でした、また来年!

でも、ママの仕事はこれからです。
大掃除におせち料理、なかにはお餅つきをされる方もいるのでは?

私も義実家同居時は、有無を言う間もなくやらされていました。
本家住みだと仕方ないと思う事もありましたが、手伝いもしない親戚が出来上がった餅を取りに手ぶらで来たのには腹が立ちました。
私や義祖母が大変な思いをしてつく餅を当たり前のように持って帰る伯母の姿を見て、本気でむかつきました。
こっちはまだ乳飲み子抱えているし、義祖母は1人では出来ないくせに大量の餅をつこうとして、結局私がいなければコメも運べない始末。
(伯母と書きますが、詳しくは義祖父の妹さんです)

お餅をついたことがある方はいると思いますが、準備からやったことのある方はあまりいないのでは?
さすがに杵と臼ではやらなくなりましたが、それでも準備が大変なのは変わりません。
前日から洗米とつけ置き、当日の蒸し・つき・のし・切りなど、出来上がりまでの工程がホントに大変!
この他、鏡餅を作ったり、キナコ餅・辛味餅にしたり、青さ粉(青のり)と金ゴマを入れたのり餅を作っていました。

朝5時くらいから始めて、つく作業が終わるのがお昼頃、切り餅にするのは夕方になります。
ほぼ一日かかるのです。

それなのに、親戚はおろか義父も旦那も全く手伝わず。
そのくせ、『もう出来た?』とのぞきに来るだけ。

今年はもう知りません。

義祖母も、私がいなければ出来ないのを承知しているのか、今年は義実家の分しかやらないと言っていました。
でも多分、少し余分に作ってやって、また持っていかれるんでしょうね・・・。

伯母にはその旨を話してあるとは思いますが、ここで仏心を出すと私にもシワ寄せがくると予想できます。
もしかすると、当日の朝にヘルプコールがあるかもしれませんが、こっちには子供がいます。
いきなり行けるかっ!

少しは手伝ってくれるのなら何の文句もないのですが、終わった頃を見計らったようにやってきてニコニコしながら持ち帰ります。
その風習がもう何十年も繰り返してしまったのが、今になってツケになってきたんだと思います。

仕事で手伝いに来れない分、ちゃんとお金を持ってくる義父妹さんとは大違い!
お金の問題じゃないですが、気持ちとしてはありがたい!(私が貰うわけではありませんが・・・)

つきたてのお餅を和菓子屋さんなど美味しいお店に注文すると、結構なお値段がします。
ほとんどが手間です。
機械でついた市販の切り餅とは、味も柔らかさも全く違います。
やっぱりつきたては美味しい!

でも、今年からはサトウの切り餅ですよ!

旦那は義祖母が作るのり餅が大好きで食べたかったようですが、それなら手伝いに行けば?と言ってあげました。
手伝いに行くのにダメとは言いませんよ?
私って優しいでしょ?

・・・渋い顔してました。(笑)

年に一度の事ではありますが、苦労もしないでありつけると思わないでもらいたい。
美味しいお餅が食べられるのも、苦労してついた義祖母や私がいたからの事。

食べたかったらしっかりとお手伝いして、作ってくれる人の苦労を知ってくださいね、パパ!

毎年12月30日についていますが、旦那は手伝いに行かないでしょう。
私に行って来てと言いたそうでしたから。
意地でも行きませんよ!

私はふつうの白い餅が好きなので、切り餅で十分ですよ。

焼いて醤油をつけ、のりを巻いた餅が大好きです。
一番シンプルで美味しい!
義実家では揚げ餅にするらしいですが、一度食べたら油っぽくて気持ち悪くなり吐いたことがあるので、私はキライで作ってあげません。
食べたいなら、自分でドーゾ!