妊娠中のママの変化、その6。意外と多い?妊娠中の歯周病。

妊娠すると女性の心身には様々な変化が起こります。
お腹が大きくなるのは当たり前ですが、他にも外見的に分からない変化があります。

分からないというか、ひとには言えない悩みって事です。
軽い尿漏れ、頻尿、便秘、などなど・・・

どれも女性なら誰にも言えないですね。

私が一番気になったのは、歯周病でした。
妊娠すると歯周病になりやすくなるといわれます。
地元の保健センターでは、妊婦さん専用の歯科検診をやっていました。
でも、私がこの情報を知ったときには、もう対象外でした。
もっと早く知りたかったです。

私は、30代に入った頃から、歯茎の腫れ・出血に悩まされていました。
一度、歯医者さんで歯茎の病気を治療して頂いたことがあり、それが治ってないんだと思っていました。
でも、歯医者さんって、あまり行きたくなくて・・・。
痛くないから、それっきり行っていません。

歯石を取ってもらいたいとは思うのですが、なかなか足が向きません。

それがいけないのか、どんなにいい歯ブラシを使っても、歯茎を塩でマッサージしても、治る気配がありませんでした。
就寝前の歯磨きは、ホントに時間をかけて歯そのものより歯茎を磨くように、力をかけすぎないようにしていました。
一時よくなるのですが、仕事が忙しくて疎かにしてしまうと、あっという間に元通り・・・

妊娠したらもっとひどくなり、歯ブラシを歯茎に当てるだけで出血してしまうほどに。

妊婦健診で相談してみましたが、歯科にかかって下さいとの事。
歯科は、たくさんある診療項目のなかで別扱いなのです。
歯医者さんが内科や外科もしているって聞いたことないでしょ?
医療報酬の計算や請求も別枠なのです。

わざわざ行くのは・・・。

結局行きませんでした。

子育てが始まると、尚更歯医者さん通いは難しいです。
歯科は大体予約制で、旦那さんや家族の協力があれば行けると思いますが、治療に時間がかかることが多く、途中で行けなくなることも考えられます。
子供の急な体調不良で、予約が流れることもあるでしょう。

自分の経験から見て、妊娠前に歯科治療を終えておくことをオススメします。

雑誌には妊娠中期にとありますが、その頃になると赤ちゃん用品の準備や健診回数の増加、仕事をしている方は産・育休前の引継ぎなどもあります。
いわゆる『自分のことは後回し』は既に始まっているのです。

つわりで私実家に戻っていた私は、妊娠中期は留守中の大掃除に追われました。
キレイ好きを公言している義父ですが、気が乗った時しかせず、しかも普段使う所を絶対掃除しない。
私が見ている前で、見せつけるように始める・・・。
意味が分かりません。

他にも色々な事が重なり、歯医者通いしたい旨を言い出すことも出来ませんでした。

自分自身のメンテナンスって大事ですよ。

子供がパパとお留守番できるようになったら、身も心もメンテナンスに行きたいと思っています。

妊娠中、医師からウルサイほど言われました。
妊娠期間中の体重管理

妊娠中のママの変化、その5。妊娠中の事故・ケガに注意!

妊娠するとお腹の子供に気を取られて、注意散漫になることもあります。
特に、胎児が活発に動くようになると、夜寝ていても起きるくらい。

元気がよくてなにより!

そんな楽観的になってる場合じゃありませんよ!
事故でも起きたらどーしますか?

現に、義姉が事故を起こしたことがあります。

義姉は2人目妊娠中でしたが運転手を買って出て、私・母・兄夫婦と甥っ子で出かけることに。
その帰り、立ち寄ったコンビニの駐車場でバックしてポールに激突、バックドアが大破!

幸いなことに、家族全員ケガはありませんでした。
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慌ててしまって何も出来ない義姉の代わりに、後の処理をして帰宅。

自宅に戻り、落ち着いたところで話を聞きました。

バックする時、お腹がつかえて後ろがよく見えていなかったそうです。

それなら、なんで兄が運転しなかったの?

兄は酒飲みではないので、いつでも交代できるのに。
私も免許持ち。

問い詰めると、義姉さん、運転が好きで交代したくなかったと暴露。

呆れた。

ちなみに、車の修理代もかなりかかったらしく、しばらくの間もめてました。
(数か月前に積雪でバンパーが破損、保険を使ってしまったので今回の修理には使えなかったそうです)

私はそうならないように、運転はかなり気にしていました。

運転は、ね。

梅雨が明け、暑くなりはじめた頃でした。

そろそろアイスコーヒーが飲みたくなる時期だよね。
旦那も義父も飲むし、淹れておこう。

先日スタバで気に入り、挽いてもらったデカフェでアイスコーヒーを淹れてみようと思い立ちました。
実家で使っていたアイスコーヒー用のドリップセットは、ドリッパーの下に氷を入れて、コーヒーがすぐに冷えるようになっています。
熱々のコーヒーをすぐ冷やすのが美味しい淹れ方なんですって。

お湯を沸かし、コーヒー豆と氷をセット、蒸らしのお湯を少し注いでおきました。
その隣でお昼ご飯の支度も同時進行。

蒸らしが終わってお湯を入れ始めたとき、ガス台の鍋が噴きこぼれてしまって。
慌てて火を止めようとしたときに、右手に持っていたヤカンがドリッパーにゴツン!

あっと左手を伸ばしたところに、ドリッパーの中のお湯が左手の甲に全部かかってしまったのです。

その瞬間、もうなにも覚えていません。
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気がつけば、キッチンの床はビショビショ、鍋は蒸発寸前。
左手は真っ赤、あまりの痛みに冷や汗をかいていましたね。

とりあえず火を消して、火傷の手を水につけてじっとしていました。
でも、痛みは全く引きません。

30分後、旦那がキッチンに来て、私の異変に気づきました。

明らかに皮膚科に行ったほうがいい状況でしたが、その日は日曜日。
モチロン、病院は休み。

とりあえず妊婦健診の産院に電話。

『当番医に行ってください、妊娠してることを伝えてください』と看護師さんから教わり、すぐに旦那に連れて行ってもらいました。

この日の当番医は車で5分。
近くて良かったです。

左手の甲ほぼ全部、火傷としては広い範囲でしたが、応急処置が早かったので表皮の火傷で済みました。

食事作りは大変でしたが、惣菜などでガマン。
皿洗いは、ビニール袋をはめて。(手袋のサイズがあわなかったので)

風呂掃除は、義父と義祖母にお願いしました。

入浴も、右手だけで髪を洗いましたね。
旦那に頼んだら全力で断られたので。

火傷って、治りきるまでずっと痛いんですよね。
ホントに参りました。
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治るまで約1カ月くらいかかりました。

その間に母親学級があったので、包帯グルグル巻きで参加。
すると、助産師さんや他の妊婦さんにビックリされてしまいました。

『まだ予定日じゃなくてよかったね。こんなケガしてる時に陣痛きたら大変だったよ』

当時は意味不明。
出産の時にこの意味を知りました。

あんな手じゃ産むときに分娩台のバーが持てなくて、力が入らなかったと思います。

いま思うと恐ろしい・・・。

今は自分のケガより子供がケガしないよう気をつけがちですが、ママがケガをしたら、誰が子供をみてくれるのか?
たいてい旦那は使いものになりません。

母子ともに、ケガなく元気が一番です!

ケガではないけど、意外な所にも気遣いが必要!?
妊娠中のママの変化、その6。意外と多い?妊娠中の歯周病。

妊娠中のママの変化、その4。妊娠後期になるとトイレが近い!

お腹が大きくなってくると、とにかくトイレが近くて困りました。
家にいる時ならいいのですが、出かけ先となるとすぐには行けない事も。

あまりにも回数が多くて、旦那が変な顔をしたことがありました。

それだけ母体に変化があるんですね。

特に、胎児が急に大きくなる後期は、就寝中にもトイレに行きたくて目が覚めましたよ。
お腹を蹴ってくるようになると、そうでなくても眠りが浅いのに何度も起きていました。

私が寝られない隣で、グースカいびきをかいて寝ている旦那にイライラしました。

予定日1カ月を切ったとき、飼い犬の関係で旦那と別々に寝ることになったのですが、内心ガッツポーズ!(あはは、ごめんね)

旦那は一度寝てしまうと、タンスの下敷きになっても起きないくらい寝てしまいます。
子供が生まれても、夜中の授乳に付き合って起きてくれないだろうと。

それならいっそ、いないほうが気分的にラク!

その習慣がすっかり身についてしまい、アパートに引っ越した今も別々の寝室。

旦那はTVやPCを夜遅くまでつけているので、子供と一緒には寝られない。
独身時代とほぼ変わらないようですが、子供の面倒をみてくれているので許していますね。

胎児が大きくなると、膀胱が胎児に押されて小さくなるし、刺激を受けて尿意を感じやすくなります。
しかも、ガマンがききません。

慌ててトイレに向かう途中で、『あっ・・・』 ということも。

軽い尿漏れなら、今は軽失禁用ナプキンで対応できます。
生理用ナプキンは尿を吸収しないので、ムレやニオイの原因になりますよ。
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私も最初は生理用で代用。

が、ホームセンターに出かけた時、たまたま軽失禁用品のサンプルを配っていたおばさんに声をかけられ、サンプルをいただきました。

介護士の私の中では、軽失禁と失禁の区別がつかず。

ですが、いただいたサンプルを使ってみると、その違いにビックリ!

生理用は吸収スピードが遅いので、肌にくっついてジメジメ。
軽失禁用はすぐに吸収してくれるので、サラッとしています。

売り場も生理用の隣にあることが多いので、気兼ねなく買えますよ。

誰にも相談できずに悩んでいる方にオススメ。

ただし、出産後はあまり使う機会はないと思うので、余らない程度の個数をお求め下さい。
出産直後は、産褥パッドや夜用生理ナプキンのお世話になるので、そのまま忘れてしまうでしょうから。

悪露が落ち着いたら、失禁予防体操がいいです。

時間が空いた時、背筋を伸ばして下腹部とお尻にキュッと力を入れる、少しガマンして緩める。
これを繰り返すだけ。

トイレに行く前、ほんの少しガマンしてみるのもOK。
誰にもバレないので、気が向いたときにやってみるといいですよ。

この体操、介護現場で私が実際にお年寄りの体操プログラムに組み込んでやっていました。

軽い尿漏れの方、過活動膀胱の方には効果テキメン。

筋肉は、高齢になっても鍛えることができます。

親戚や近所の方でお悩みの方がいたら、コッソリ教えてあげて下さい。
将来の介護予防にもなりますよ。

なお、妊娠中はオススメできませんので、お間違いないようお願いします。

妊娠中は注意力が散漫になりがち。
妊娠中のママの変化、その5。妊娠中の事故・ケガに注意!