手作りおもちゃ、その7。牛乳パックdeテーブル!改造編

(装飾編のつづき)

牛乳パックで椅子も作り、子供の勉強スペース完成!

・・・と思っていたのですが、なぜか子供はこのテーブルで本を読んだりお絵描きをしたりしません。
気に入らなかったのかな?
牛乳パック椅子はテーブルとセットの予定が、テレビの前を陣取っている状態。

Amazonで買ったウレタンのソファにはあまり座らず。
テーブルと一緒に置いても使いたがりません。

あ~あ、しょうがないか・・・。
ま、そのうち使うだろうと思ってそのままにしておきました。

が、いつになっても使うのは椅子だけ。テーブルのところには置かず、テレビの前が定位置に。

何で?と思って見ていたのですが、最近になって意外なことが分かりました。

テーブルの脚と椅子は、牛乳パックを使った物です。
長さも同じものを使いました。
そうなると、テーブルの下と椅子の天板の高さが同じなので、座ると膝がテーブルに当たって足が入らない。
ウレタンソファの座面もほぼ同じ高さ。

大人でもテーブルの下に足が入らないと腰をかがめた状態で椅子に座ることになり、疲れますよね?
これと同じ状況だったのです。
これでは使わないですね。(苦笑)

全然気づきませんでした!

このままでは使わなくなってしまうと思うので、少し改造します。
といっても、脚を高くするだけですが。

牛乳パック12本を追加で用意、5センチの高さに切って付け足します。
5センチにしたのは、食事テーブルとの高さが5㎝だったため。
食事テーブルがあまり大きくないので、この手作りテーブルも使えばそれなりに大きく使えるようになるのでは?と考えています。
(食事テーブルは3人で使うといっぱいになってしまうくらいの大きさです)

段ボールをナナメに入れた補強の他、追加分には転倒防止と更なる補強を兼ねて新聞紙と広告を詰めてあります。
(新聞をとっていないので、義実家から古新聞をいただきました)

ガムテでしっかり巻きつけます。一番重みがかかる部分になるので念には念を入れた補強をしました。

脚底のフェルトを一旦外して付け足し、外装も同じくリメイクシートで隠します。
(前回足りなくなってしまったので、今回は出来なかったところにも貼りました)
フェルトを再びボンドでつけ、完成です!

大した改造ではありませんでしたが、これで少しは使い勝手が良くなったかな・・・?

まだ子供がここでお絵描きをしている姿を見たことはなくて、ちょっと寂しいです・・・。
そのうち使ってくれるかな?

椅子も、今は牛乳パック椅子のほうがお気に入りになってしまって、ウレタンソファは宝の持ち腐れ。(笑)
この子、安いもののほうが好きなのかな・・・?

たまにはテーブルに落書きしているようなので、気にはしているようです。
上手く使ってくれれば、小学校入学まで使えるかな?

見た目が真っ白で子供が喜ぶ様相ではないので、もう少し大きくなったら子供自身に色々描いてもらおうと思います。
愛着が湧いてくれるといいなぁ・・・。

※補足
今回の写真がなぜか消えてしまったので、改造前の写真も使っています。見づらい所もあるかと思います。申し訳ありません。

手作りおもちゃ、その8!牛乳パックde椅子!装飾編パート2

(パート2のつづき)

牛乳パックを使った椅子ですが、椅子というより踏み台っぽい・・・。
でも、椅子としての座り心地では踏み台としての使用時には危険なことも。

そこで、座面を取り外し可能なものにします。

座り心地まで求めない方は、この工程はいりません。

カンタンに言うと、この椅子に座布団をつけるだけです。
でも、市販の座布団では形が合いませんし、ズレてしまって使い勝手の悪いものになります。

少し手間がかかりますが、せっかく作るのですから使いやすいものを作ります。

用意するものは、段ボール。(六角形に切ったもの。底と上部分を切る時に切っておくとラク)
100均のキルト芯、人形用の中綿。(なければ不要になったシャツなど数枚。1枚は段ボールくらいの大きさのもの)
表用の布。マジックテープ。(ザラザラしたほう10㎝くらいを2枚)
ハサミ、ホッチキス、縫い糸(色は何でもいいです)、縫い針を使います。

今回は裁縫の工程がありますが、指先に自信がない方でも波縫いさえ出来れば大丈夫です。
縫った部分は外には見えませんので。

キルト芯を4つ折り、六角形の段ボールより1~2㎝外側で裁断します。
シャツを使う方は1枚のままでいいです。裁断は同じです。

1辺を残して波縫いします。かなり大雑把でいいです。
残した1辺を使って内側が外に出るようにひっくり返します。縫い糸が隠れます。
袋になったら、中にキルト芯の切れ端や人形用の中綿(不要なシャツなど)を詰めます。
詰める量は、固いのがよければ多め。柔らかいのがいいなら少な目。
詰めた物によって変わりますので、ご自分のお好みで調整します。(私は柔らかめです)

詰めたら最後の1辺を縫います。
縫い方は波縫いでもいいです。

これで六角形のオリジナル座布団が出来ました!

続いて、カバーを作ります。
裁縫に自信がある方はカバーも縫ったほうがいいですが、今回は時間短縮と手軽さで別の方法で作ります。

座布団がズレないように、座布団と段ボールを中心で一針だけ縫い合わせます。
普通の座布団にも真ん中に凹みがありますよね?あのカンジです。
座り心地もよくなります。

六角形の段ボールに先程の座布団を置き、表用の布を被せます。
布が大きすぎる時はサイズ調節で切りますが、少しくらいなら切らなくて大丈夫です。

布の上から手で押さえて裏返し、段ボールの裏側が見えるように置きます。
段ボールを軽く押し付けながら、余った布を折り込み、ホッチキスで止めます。
この時のホッチキスは針が出るほう側だけで使います。

ホッチキスは、かなり強く使います。
布が三枚重ねくらいに厚みがあると刺さらなくなるので、重なりが多ければ布を切ります。

六角形に沿って固定できたら、マジックテープのザラザラしたほうを2か所に貼ります。
布に多少かかっても大丈夫ですが、貼り付きが悪い場合は段ボールだけに貼るように位置を換えたりします。

座布団を上向きに戻し、椅子に貼り付けて完成です!

汚れが気になるようになったら、ホッチキスを外して取り換えます。

椅子として使う時だけつけて、踏み台にする時は外します。
外す際は、ゆっくり・そーっと外します。(段ボールが折れないくらいの力加減で)

子供が座ってみたところ、まだ高すぎたようですが、壊れたりはしていません。(なぜかガニ股・・・)
パパが座っても壊れませんでした。
ママは不安なので座っていません。(笑)

ちょっと工程が多いかもしれませんが、使い勝手はいいと思います。
ここまでやると、元・牛乳パックとは思えないですね。

手間はかかりましたが、材料費は得意の100均でそろえたので、1000円かかっていません。
布も着られなくなったTシャツなどを使えばほぼタダ。
廃品利用できて、一石二鳥!

小学生くらいなら一緒に作れるかもしれません。
参考にしてみて下さい!

椅子としてではなく、踏み台として使いたい方は、こちらもあります。
手作りおもちゃその9。牛乳パックde踏み台

手作りおもちゃ、その8!牛乳パックde椅子!装飾編パート1

基本の椅子の作り方はこちらへ
手作りおもちゃ、その8!牛乳パックde椅子!基本編

六角形の椅子が出来上がりましたが、このままでは見た目に問題あり!
ってことで、汚れに対応できる仕様にしたいと思います。

汚れ防止シート、白いガムテ、荷造りテープ(透明のガムテみたいなものです)、大きいフェルト(色はお好み、100均にあります)、手芸用ボンドを用意します。

まずは、側面から。
ここには汚れの付きにくいシートを貼ります。
テーブルで使おうとして失敗してしまったコンロ周り用の汚れ防止シートです。
剥離紙のせいで白くみえますが、実際は半透明のシートになっています。
ガムテのままだと柄が見えません。

かといって、テーブルの時と違いガムテの上に紙を貼るのは難しいので、白いガムテを重ね貼りします。
補強ではないので、出来ればあまり重ならないように貼り合わせます。(厚みがあると汚れ防止シートが貼りにくくなるため)

ガムテで二重になっているので、牛乳パックの柄はほぼ隠れると思います。
気になる方はもう一回貼ります。(同じところが重なり過ぎないように、少しずらして貼ります)

白くなったところに、汚れ防止シートを貼ります。
セリアに売っていて、縦幅より少し大きく切ります。(26センチ以上)
長さは90㎝なので、上手く貼ればちょうどの長さです。
これをグルっと貼り、最後は荷造りテープで固定します。
セロテープでもいいですが、幅が広いほうが確実です。

続いて、底と上部分。
段ボールが貼ってありますが、ここにフェルトを貼ります。

底には大きいフェルトを、六角形の型に切って手芸用ボンドで貼ります。
上にも同じく貼りますが、このあとクッションを使わないなら1枚フェルトでなく色んなフェルトを切って貼るのも面白いですね。
タイルみたいに、スキマなく貼るようにするといいと思います。
キルティング生地を貼ってもいいです。

(写真を撮り忘れたり、失敗してやり直しているので、写真の手順や掲載が少し前後してしまっています。ご了承ください。)

フェルトにした理由ですが、踏み台として使った場合のすべり止めを兼ねています。
接着材や両面テープで接着しやすいこともこれを選んだ理由です。

ごみがついてもコロコロでカンタンに掃除できます。
汚れて取り換えるのも難しくありません。

これでいかにも牛乳パックと分かる状態ではなくなります。
機能も問題ないです。

ただ、私的には座り具合が悪いのが気になりました。
踏み台としての機能はいいですが、椅子としては座り心地が悪いと兼用に出来ないのでは?
しかし、フワフワの椅子では踏み台として使う時に足場が不安定になって危険です。

どうしたら兼用で使えるようになるだろうか・・・?

そこで、座面を取り外し可能にすることにしました!

(座面の作り方はパート2へつづきます)