段ボールdeカラーボックス!その2。カラーガムテで楽しい収納に。

(その1のつづき)

前回は、段ボール箱でカラーボックス風収納棚を作りました。

今回は、これに引き出しをつけますよ。
(モチロン、引き出し無しで使っても問題ありません)

まずは、引き出しに使う段ボール箱を用意してください。

その1でも紹介しましたが、引き出しに使う段ボールはカラーボックスの内径より小さいものを使います。
が、そうそういいサイズの物が手に入らないんですよね。

そこで、サイズを自分で調整しちゃいましょう!

段ボールのサイズ調整の仕方はコチラ。

  1. 段ボールの対角線にあたる2か所を切って、段ボールを解体する
  2. 内径より1㎝小さくなるように切る
  3. 布ガムテでつなぐ

このあとの写真でも確認してくださいね!


覚えておくと、引っ越しや宅配便、こわれやすいものの保管にも使えますよ。

ちなみに、youtubeでもいろんなやり方が紹介されていますので、参考にしてください。

高さは、あえて低いサイズに。
半分~2/3くらいが使い勝手いいですね。

理由はコチラ。

  • 入れすぎると重くなって、子供が自力で引き出せなくなってしまう
  • 中身が見えないので、中身の確認が出来ないと片付けがスムーズに出来ない
  • 片付け忘れたおもちゃをポンッと入れたり出来る
  • 耐久性の都合上取っ手をつけていないので、子供が引き出しやすくするため

引き出しがいっぱいになってしまう前に、おもちゃの断捨離をする事をオススメします。

さて、サイズ調整が出来たら、色ガムテープでカラーリングしましょう。

1色だけで使うのもいいですが、せっかくなので子供が気に入ってくれるようにしたいですね。

我が家は、息子が大好きな新幹線&地元の電車カラーにしました。

のぞみ、ドクターイエロー、かがやき、はやぶさ(ちょうどいいカラーがなくて、養生テープで代用しています)、
JR両毛線の旧カラー、急行りょうもう号がモチーフ。

布ガムテを割いて、太さも変えてみました。

この引き出しにはトミカ・プラレールを収納しています。
文字が読めなかった頃の対策でしたが、子供は理解していましたね。

1色の引き出しには、ラベリングをしておきました。
100均のカードケースを使えば、中身が変わってもカンタンに書き換えられますよ。

ラベリングの文字は、お子さんの年齢に合わせて理解できる文字・絵を描いておきます。
写真はひらがなで書いてありますが、 製作当初は絵でした。(当時の物が残っていなくてゴメンナサイ)

我が家は男の子なのでこんなカンジですが、女の子にも応用できます。
真っ白にして、シールを貼るのもいいと思いますよ。

お子さん好みのカラーになった引き出しをカラーボックスに入れれば、おもちゃボックスの完成です!

(その3へつづく)

段ボールdeカラーボックス!その1。おもちゃ収納を作ろう!

今までたくさんの手作りおもちゃを製作してきましたが、今回はそれらの収納をしたいと思います。

子供のおもちゃって、ドンドン増えていきませんか?
我が家も同じく。

手作りおもちゃ以外にも、景品やおまけの付録・子供へのプレゼントなどで増えていくんですよね。
しかも、無限大に。

これを放置していたら、どんなに部屋数・広さがあっても片付けきれない!(泣)

我が家は準備よりも片付けに重点を置いた育児を心がけています。
親が片付けてしまうのはカンタンですが、それでは子供の教育にならないというスタンス。

あくまで子供が自主的に、楽しく片付けられるようにしたい。

そこで、お得意(?)の段ボールを使った収納を作っていきますよ!

我が家には毎月ウォーターサーバーの水が届くので、その箱を大量にストックしています。
この箱がかなり丈夫で、今までも段ボールハウスキッチンに使用してきました。

この箱をカラーボックス風にして、さらに引き出しをつけます。

用意する段ボールの条件はコチラ。

  • カラーボックス用・・・丈夫な段ボールを使う、なるべく同じもので統一
  • 引き出し…カラーボックスの内径より小さいものを使う(なければ切って使うので、多少大きくてもよい)

段ボール以外の材料はコチラ。

  • ガムテープ(布)
  • カラーのガムテープ(色々なカラーがあるほうがオススメ)
  • メッセージカード
  • カードケース
  • 両面テープ

カラーのガムテープは、100均でOK。
最近は色んなカラーがあり、巻きメーターは少なめですがちょうどいいですよ。

使用する道具はコチラ。

  • メジャー
  • カッター(大きいもの)
  • カッターが使える定規(なくてもいい)
  • カッティングボード(材料以外の段ボールでも代用可)
  • 太字のペン

カラーボックス風段ボールは設置するところによって、箱の向きを変えます。
奥行きがある向きを『縦』、幅広の向きを『横』としますね。

縦は、天地どちらかをガムテープで貼るだけ。

横は、天地両方をガムテープで留め、側面の1か所に切り込みを入れて開口部を作ります。
(切り込みは、写真を参考にしてください)

縦も横も、余った部分を内側に折り込んで補強材代わりに。
内側にガムテープで貼り付けると安定しますよ。

これを何段か重ねていけば、カラーボックス風に!

これを置く位置によって、縦or横が決まります。

置く向きの決め方はコチラ。

  • 子供が出し入れできるサイズ・高さにする
  • ムダな空間をつくらない
  • 遊ぶスペースをジャマしない

我が家には作り付けカウンターがありますので、この下にカラーボックスを設置します。

高さが決まっていますので、この空間をムダにしたくない。
また、遊ぶスペースをジャマしたくないので、横向きにしました。

6個設置したところがコチラ。

カラーボックスそのもの。

このままだと段ボール感があるので、100均の壁紙シールを貼るといいかも。
(今回はコスト軽減のため、このままにしてあります)

作った当初は子供もまだ小さく、2段で使用。
身長が大きくなったので、3段に増やしました。

ちなみに、縦向きと横向きを上手く組み合わせると、こんなカンジに。

どうでしょうか?

キッチンは以前作ったもの。(現在は3代目)
テーブルは、今回増築しました。(こちらも、後日公開します)

次回は、引き出し部分の作り方を説明しますので、お楽しみに!

(その2へつづく)

手作りおもちゃその9。牛乳パックde踏み台

牛乳パックシリーズ、何気に続いております。(笑)
廃品利用しない手はないです!

ってことで、またまた牛乳パックを使った踏み台を作ります。

『手作りおもちゃその8』の牛乳パックde椅子で、子供用の椅子と踏み台を兼用できるように作ったのですが、いざとなったら子供が椅子として使う頻度が多くなり、踏み台としてはほとんど使わないことが判明しました。
兼用してもらうために座布団を取り外しできるようにしたのですが、思いのほか座布団仕様が気に入って頂けたみたいです。

テレビを見ながら突っ立ったままだったり、テーブルに座ってしまうことが多かったのですが、この椅子のおかげできちんと座ってくれるようになりました。

それはそれでとてもうれしいことですが、椅子としての機能だけしか使わなくなってしまいました。

しかし、よくよく考えてみたら、椅子と踏み台は別物にしたほうがいいかも?
我が家のアパートはトイレや洗面・お風呂が北側に集中していて、途中にドアもあり、閉まっている時は椅子を置いて開けなくてはなりません。
距離も、2歳の子供にはまだ難しいカンジがします。

それならば、もう一つ作ってしまえ!

作り方は、椅子の時とほぼ同じですが、今回は子供がラクに上がれるようにステップを作ります。
昔、田舎の家にあった木製の踏み台がモチーフです。こんなの、見たことありませんか?

牛乳パックを三角に折りたたむのは同じ。
ただ、1段目は少し低くします。
私は、先日テーブルの脚を足したときの余りを取っておいたので、今回はこれを使います。なければ、牛乳パックを半分に切って使います。

これだと底の部分が無くて強度に不安があるので、写真のように底有りと底無しを交互にし、厚めの段ボールで隠してガムテープで巻きつけました。
段ボールは、底と天板両方につけます。
子供が足を乗せるくらいなら十分耐えられます。

完成後の安定性を確保するため、低い方に新聞紙を詰め込むとオモリになります。

大きいほうも、椅子と同じ組み立てをします。
段ボールもガムテ巻きつけも同じです。
低い台をつける側だけ減らしておき、ここにつなげてガムテでつなぎます。

滑り止めと汚れ防止で、フェルトを手芸用ボンドで貼ります。
大きいのがあればいいですが、つなぎ合わせても問題ありません。
私は椅子製作の余りを使っています。(黒は汚れが目立たなくてオススメ)

天板にフェルトを貼ってもいいのですが、ここは濡れることが多くなることが考えられるので、防水も兼ねて高いほうのみガムテを貼りました。
低いほうはフェルトです。
同じ色にしていますが、カラフルなものも面白いですね。

今回、側面はあえて何もアレンジしていません。
ここには子供が自由にシールを貼ったり絵を描いたりしてもらおうと思って、今はまだガムテのままにしてあります。
色々やってもらった後、透明な荷造りテープで保護する予定です。

椅子はママ好みのミッキーになっているので、踏み台は子供の好み仕様にします。

出来上がりは椅子より少し大きい寸法になります。
折り畳み式の踏み台よりは安定がいいので、子供には安全だと思います。
ジャマと思う方もいるかと思いますが、子供が踏み台を使う期間は意外に短いです。
わざわざ高いお金をかけても、あっという間に使わなくなります。
通路をふさいだりしないようであれば、置けると思います。

なにより、子供が自分でトイレに行けたり手を洗えたり、自立にもつながります。
『できた!』と満足そうな自信に満ちた笑顔、親としてこんなにうれしいことはないのでは?

使用した材料は、牛乳パック23本。19本は高いほうに、4本は半分に切って低いほうに使います。
厚めの段ボール、新聞紙or広告、セロテープ、ガムテープ(茶と黒)、フェルト、手芸用ボンドです。
椅子製作の余りを利用しているので、今回は完全に0円!買い足しもしていません。
テープ類とフェルト、ボンドも100均で買えるので、400円(税別)でそろいます。

早速使ってもらおうと思ったのですが、子供は踏み台と思っていなくて、椅子だと勘違いしているようです。(笑)

座りにくいだろうに・・・。

ま、使い様は子供に任せます。

これでトイトレが進んでくれたら、一番うれしいです!
(正直、まだ難しそうですが・・・)

※使用上の注意!
この踏み台は踏み台としてのみの使用を想定して製作しました。なので、踏み台の上で飛び跳ねたり過度に体重をかけないように使用してください。転倒してケガをする恐れがあります。親御さんの監視の元で使用してください。