相撲協会はしきたりの世界!人命より尊いものって何?
去年末から続いている相撲協会の不祥事。
ニュースで取り上げられるたびに呆れ、今ではため息しか出て来ないです。
そしてついに、相撲協会の根本が垣間見える事件が起こりましたね。
『女性は土俵から降りてください』事件です!
4月5日(木)、春巡業の舞鶴場所で、あいさつをしていた市長が突然倒れてしまいました。
けいれんを起こし、意識がはっきりしない様子。
大勢の男性関係者がオロオロして何も出来ない中、颯爽と現れた4人の女性。
市長の身に起こった異変にいち早く気づき、応急処置を開始した途端!
会場内に流れてきた、まさかのアナウンス。
『女性は土俵から降りてください』の声。
私は耳を疑いました。
これを3度も繰り返し、さらに土俵の上下からも「降りろ」の声。
『空いた口が塞がらない』とは、このことを言うのでしょう。
このことは世間から袋叩きにされ、八角理事長も異例の早さで謝罪していましたね。
それが一般常識だと思うのですが、皆さんはどう考えられますか?
『人命より尊いものって何?』
相撲の世界に女人禁制のしきたりがあることは、相撲を見たことのある方なら誰でも知っています。
お相撲さんは男だけって話なら、子供だって分かっていますよ。
だからといって、言い訳にならないでしょう。
解説者さんは『しきたりだから』を連呼していましたが、緊急事態でも守る必要があるの?
つまり、
- しきたりって、ひとを死なせてもいいってこと?
- しきたりって、ひとを傷つけてもいいってこと?
- しきたりって、ひとを差別してもいいってこと?
極端な話ですが、そういうことにもつながるのではないでしょうか。
アホかっ!!
地球上のどの業界にも、そんなルールはない!
倒れた人が相撲関係者じゃなかったから助けなくてもいいって意味?と捉える方、絶対にいますよね。
これじゃあ、誤解されても文句言えないですよ。
現に、海外メディアがこぞって叩き上げています。
まさしく、日本の悪しき文化。
このことを、子供たちに伝えられるでしょうか?
こんな文化なら、いらない。
・・・なんて言っている傍から、今度は相撲協会よりバカな市長まで現れてしまいましたね。
日本はどうなっちゃってるの?
お先真っ暗な未来しか考えられなくて、子供たちに申しわけない気持ちでいっぱいです・・・。
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