軽減税率、その3。フードコートの軽減税率の対象品は『トレイ』で見分ける。
(その2のつづき)
今回は、フードコートでの飲食は軽減税率の対象なのか?を考えます。
お子さんとよく利用する機会も多いフードコート。
色んなお店が1つの場所に集まっているので、好みの食事をチョイスしたりしますよね。
お子さんがハンバーガー。
ママがラーメン。
とか。
レストランに行くよりリーズナブルで、最近はキッズスペースが用意されているところも。
子供連れにはありがたい。
でも、フードコートでの食事は、軽減税率の対象なのか?
ここでのキーワードは、
『お店のトレイ』。
お店の方がトレイに乗せて提供してくれるものは、軽減税率の対象外になるものが多いんです。
つまり、
- イートイン用のトレイ(食器)で提供されるメニューは10%
- テイクアウト用の袋(持ち運べる器)で提供されるものは8%
トレイに乗せてくれるご飯って、丼ぶりやお皿に盛り付けられているものがほとんど。
これって、フードコートから持ち出せませんよね?
同じメニューでも、テイクアウトなら紙やパックに詰めて、ビニール袋に入れて渡してくれます。
これなら、パッと見ただけで分かりますね。
でもフードコートって、時間帯によっては混雑必至。
コンビニや、イートインスペースが狭いお店でもよくある話。
イートインで買ったけど席がなくて、テイクアウトしたいってこともよくあります。
こんな時は、差額の2%分はどうなるの?
そこで、こんな表を作ってみました。
国の基準では、『購入した時の意思による』となっているそうです。
つまり、買った後での変更はお店の対応次第。
ま、購入後は変更できないと思っていたほうがいいですね。
食事をする時は、購入前に席が確保できるか確認が必要。
ただし、フードコートによっては席の先取りが禁止のところもありますので、お気をつけください。
逆のケースで、テイクアウトで買ったあとで席が空き、イートインする時もあるでしょう。
この時も8%のままってこと。
ちょっとお得ですが、お店の事を考えると多用しないでいただきたいですね。
特に、ママ友さんと利用する時はやめましょう。
お里が知られてしまいますので。
『あの人、2%ケチってる』って。(苦笑)
お店によっては、購入後にテイクアウトへ変更することを申告すると、差額返金してくれることも。
素直に申告したほうがお得になることもあるんです。(笑)
イートインでもテイクアウトでも同価格のお店なら、そもそもこの問題は起こりません。
だから、同価格にしたんでしょうね。
ちょっと難しいこともありますが、上手に利用してみてください!
次回は、おもちゃ付きのお菓子『食玩』の軽減税率についてお伝えします。
(その4へつづく)
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