暖房器具の季節、その5。光熱費は?電気と灯油で比較!
生活費のなかで、食費の次にかかってくるのが、光熱費。
主に電気・ガス・水道の使用料で、これらを使わない日はないでしょう。
何も考えないで使っていれば、請求金額はウナギのぼりです。(悪い意味で・・・)
となれば、上手に節約しておきたいところですね。
『電気をつけっぱなしにしない』『水道の出しっぱなしをしない』『鍋底よりはみ出してガスをつけない』など、誰でも一度は親御さんに言われたことがあるでしょう。
多かれ少なかれ、節約の精神は子供の時から叩き込まれているのです。
それは、自分のお財布にも環境にもいいこと。
そこで、今の時期にかかる暖房の光熱費、エアコン(電気)とファンヒーター(石油)について考えたいと思います。
エアコンは電気を使用し、代金は電気代として請求されます。
が、他の家電の使用料と一緒の請求ですので、エアコンだけをいくら使ったのかは分かりません。
なので、エアコンの仕様書からおおよその試算を出します。
我が家にあるのは、ダイキン工業の『うるさら7』(AN22PRS-W)で、加湿できるエアコンはダイキンだけの技術。(無給水加湿)
また、電撃ストリーマで脱臭とアレルゲン除去もしてくれるので、最近子育て世帯に人気の機種。
機能はすごいですが、ここでは光熱費に関係する電力だけを取り上げます。
この機種の暖房消費電力は、0.45KW/hとあります。(木造南向き和室9畳)
1日の使用時間を7時間、1カ月を30日として計算すると、
0.45(kW)×22円×7(h)×30(日)=2079円 となります。※1kw/h=22円で試算
一方、石油ですが、私が今年買った石油ファンヒーターは、ダイニチ工業のブルーヒーター(FHY-32TR7)。
今年のモデルで、コンパクトで狭い部屋でも使えます。
石油は18Lか20Lの専用タンクで購入するので、その値段でもいいです。
が、実際の消費量が知りたいですね。
そこで、仕様書の燃焼消費量から試算します。
このファンヒーターの燃焼消費量は、最大で3.20KW、石油量は0.311L/h。(木造9畳)
電気と同条件で計算すると、
0.311(L)×65円×7(h)×30(日)=4245円 となります。※1L=65円で試算
最小の燃料消費量の場合は0.74KW、石油量は0.072L/h。
0.072(L)×65円×7(h)×30(日)=983円 となります。
料金が一定なのがエアコン、変動が大きいのがファンヒーターといったところでしょう。
私自身、意外な結果が出て、正直驚いています。
一般的には、エアコンのほうが光熱費が高いと思っている人が多いですね。
旦那もそう思っていたらしく、ファンヒーターを買うと言い出したので。
でも、今はエアコンもかなり省エネ設計になって、約20年前の物と比べたらスゴイ違いが!
20年前のエアコンの使用量は、かなり大きいんですね。
だいたいの物が1.63KW(1630W)だったので、同条件で計算したら、
1.63(KW)×22円×7(h)×30(日)=7530円 だったんですよ!
今のエアコンなら3000円以内。
エアコンのほうが光熱費がかかる時代じゃなくなったんですね。
モチロン、設定温度や使用環境などで変わると思いますが。
私個人の意見としては、子供の安全・空気清浄・冷房と共用・光熱費を考慮し、エアコンをオススメします。
ファンヒーターが悪いとは思いませんが、子供優先での考えです。
また、古いエアコンだと節約にならないので(10年以上前の製造年)、買い替えたほうがいいかもしれません。
ホコリなどが溜まって不衛生になっていると、さらに余計な電力を使ってしまいますから。
今回の試算は、私の独自の調査に基づいて計算しています。
エアコンとファンヒーターでお悩みの方の参考になればいいなという、軽い気持ちで書いてみました。
お金がからむことなので、旦那さんや家族とよく相談して決めましょう。
※ご注意
電気代は、その時期・年月によって変動します。
また、機種の燃焼量などの仕様も変更になることがあります。
最新の情報を入手していただき、ご検討をお願いします。
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