ポップアップテント改造!その3。ファスナーの向きに注意!

(その2からのつづき)

カーテン・タッセルが縫い終わりましたら、次はファスナーを縫い付けていきます。

ここで、ファスナーを付ける際の最大の注意点!
『ファスナーは向きに気を付けましょう!』

100均のロングファスナーには、スライダー(開け閉めする金具)が3つ付属されています。
どのスライダーでもいいので、どれか1つ選んで残りは外してください。

スライダーを外すとき、ファスナーが閉じるように外すといいです。
バラバラにならず、作業がスムーズにできますよ。

「スライダーがはまらなくなっちゃった!」と焦る方もいらっしゃると思いますが、ご安心を。
スライダーは、カンタンに直せます。

今回使用するファスナーですが、端2㎝くらいにはエレメント(ファスナーのかみ合わせ部分)がついていません。
これを利用して直します。

スライダーの直し方はコチラ。(100均ロングファスナーの場合)

  1. 閉まっている端のエレメントを少し広げて、エレメントを外す
  2. スライダーの開く側からファスナーに合わせて軽く差し入れる
  3. 引き手を持って、エレメントがかみ合っているか確認しながらファスナーに差し込む


正規のやり方ではありませんが、100均のファスナーならこれで直せます。

前置きが長くなりましたが、本題に入りましょう。

まず、ファスナーの開く・閉まる向きを確認します。
向きを間違えるとカーテンが開かなくなってしまいますので。

最初は、カーテン下から縫ってください。

ファスナーを閉めた状態で、スライダーが中心に来るように置きます。
スライダーの引き手側とカーテン外側を中表に重ね合わせてください。

エレメントの無い部分は切り取らずに、ここを端としてカーテン中心に合わせます。
ファスナーは閉まりきりませんが、これでいいです。(理由はその5で)

ファスナーとカーテンの端を合わせて縫います。

次にカーテンを表にして、押さえ縫いしてください。
必ず二重縫いになるようにしましょう。(耐久性アップのため)

左右下のファスナーをつけたら、中心ファスナーをつけます。
布が大きくなって大変ですが、付け方は同じですのでがんばってください。(笑)

ファスナーが付きましたら、スライダーが落ちないように端を縫い固めます。
「これでもか!」ってくらい、3~4回返し縫いしてください。

が、ここでまたまた注意!(しつこくてすみません)

  • ファスナーが全て開く端は、エレメントを閉じたまま跨いで縫う
  • ファスナーが全て閉じる端は、エレメントを開いた状態で左右バラバラになるように縫う

これを間違えると、端が外れなくてテントに出入りできなくなってしまいますよ!

6本のファスナーすべてに当てはまりますので、気を付けましょう。

これを踏まえると、

  • 中心は下
  • 右側は左
  • 左側は右

にスライダーを動かすと閉まるようにします。

また、すべて閉めた状態にすると中心下にスライダーが集中しますので、ここの端はバラバラになるように縫えばいいですね。

ちょっと分かりにくいので、写真で確認してみてください。

しつこいようですが、『ファスナーの向きに注意』ですよ!

ちなみに、ミシンはここでお役目終了です。

余ったファスナーは切り、接着剤を付けてほつれないようにしておきます。

カーテン下・中心に計6本のファスナーが縫い付け終わりましたら、テント本体に付けて行きましょう!

(その4へつづく)

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